長井に中高一貫の分校新設 検討委・上山に山形盲学校併置案も

2020/1/28 08:55

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 米沢養護学校(米沢市)の分校の在り方や、老朽化した特別支援学校の校舎改築を議論する検討委員会の第4回会合が27日、県庁で開かれた。米沢養護の分校は中高一貫校を長井市に新設し、老朽化した上山高等養護と山形盲の両校(ともに上山市)については、上山高等養護の敷地に2校を併置する形で整備する案が望ましいと結論づけた。県教育委員会は検討委の意見を踏まえ、年度内に方針を決める。

 協議は非公開で行った。県特別支援教育課によると、現在、米沢養護の分校は長井市豊田小内の長井校(小、中学部)と、長井工業高内の西置賜校(高等部)に分かれ、就労に向けた中高一貫教育がしづらいとの課題があった。

 長井市からは、中高一貫の分校を市有地に整備してほしいとの要望があり、前回の協議から話し合いを進めてきた。この日は「中高一貫で働く力を伸ばすことが大切だ」「長井市内の地域との結び付きも強めてほしい」などと賛同の声が相次いだ。

 委員から提案されていた上山高等養護と山形盲の2校併置案については「同じ敷地にあることで行事も連携でき、互いの障害の理解も進む」などの意見でまとまった。

 一方、米沢養護への一般就労を目指す就労コースの設置については、本校の寄宿舎の一部を活用する案が適切とした。

 検討委は昨年4月から議論を重ね、2月中に県教委に報告書を提出する。県教委は本年度内に特別支援学校校舎等整備計画(仮称)を策定する。

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