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【高校野球】“春”の吉報、喜び舞った 鶴岡東、祝福受け成長誓う

2020年01月25日 08:02
部員たちの喜ぶ声が響き、帽子が高く舞った=鶴岡市・鶴岡東高
 鶴岡東球児に一足早く春が訪れた。第92回選抜高校野球大会の出場校が24日決まり、前身の鶴商学園以来41年ぶりの吉報が届いた。昨夏の選手権大会に続いて2季連続の甲子園。学校関係者の祝福を受けた鈴木喬主将(17)は「素直にうれしいが、気を緩めず成長していく」と前進を誓った。

 昨秋の東北大会で準優勝し、期待が高まっていた。選考委員会の結果を待ち、報道陣や教諭ら約60人の注目が集まる中、職員室で待機していた斎藤哲校長が電話で選出の報告を受けると、拍手が湧いた。

 その足で野球部員66人が待つ体育館へ。斎藤校長は出場決定を知らせ「モットーである全員野球を貫き、自分たちの力を発揮するため頑張ってほしい。鶴岡、県、東北の代表として大いに活躍することを期待している」と激励。緊張した表情の鈴木主将が「一戦一戦集中して全力で戦いたい」と応えた。じっと話に聞き入っていた部員たち。写真撮影の時間になると若者らしく喜びを爆発させた。

 出場決定の知らせは校外にも伝わり、同級生からは祝福の声も。昨夏の甲子園で声援を送った、チアダンス部長の2年加藤千絢(ちあや)さん(17)は「うれしいし、誇りに思う。振り付けなどにアレンジを加え、レベルアップした応援をしたい」、吹奏楽部長の2年大川優菜さん(17)は「甲子園の舞台で、再び演奏できるのはうれしい。選手たちが力を発揮できるよう後押ししたい」と話した。

意気込みを語る佐藤俊監督
佐藤監督、母校で初出場「先輩の歴史つなぐ」
 同校OBの佐藤俊監督。選手、監督として初めての選抜高校野球大会出場決定に「ほっとした気持ちはあるが、しっかりと準備して臨みたい」と語った。

 同校が初出場した1979(昭和54)年の第51回大会は、2年生右腕の君島厚志投手を擁し、1回戦で強豪の天理(奈良)を5―2で撃破。当時小学1年生だったという佐藤監督は「(試合を見て)鶴商学園のファンになった。思い出が今でも鮮やかによみがえる」と明かした。母校の指揮官として臨む選抜大会に「先輩たちの歴史をつなぎ、久しぶりに選抜に出ることができる。鶴岡東の野球を見せたい」と意気込んだ。

県民に感動を届けて
 吉村美栄子知事の話 県、さらには東北の代表としてこれまで鍛えた練習の成果を存分に発揮してもらい、紫紺の大優勝旗を目指し、県民に大きな感動と元気を届けてくれることを期待している。

ナインの躍動に期待
 皆川治鶴岡市長の話 昨夏の甲子園に続き、鶴岡東高ナインが躍動してくれることを期待している。市民に勇気を与えるプレーを見せてほしい。

全国に鶴東アピール
 大沼敏美県高野連会長の話 2年ぶりの県勢の選抜大会出場決定を大変喜ばしく思う。大会までにさらに力を付け、その力を存分に発揮し、全国に鶴岡東高を力強くアピールしていただきたい。
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