県内ニュース

検査態勢整備、来週にも 新型肺炎、県が初の対策会議

2020年01月25日 07:38
初の感染症対策会議を開き、情報共有や予防対策の徹底などを確認した=県庁
 中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が拡大している問題を受け、県は24日、県の部局をまたいだ初の感染症対策会議を県庁で開いた。来週にも県衛生研究所(山形市)に検査態勢を整える一方、県内で患者が発生し拡大の恐れがある場合は、対策本部を設置して感染予防対策などに万全を期す方針を確認した。

 会議は各総合支庁とも中継し、関係部局の担当者が出席した。阿彦忠之医療統括監が「通常の感染症対策の枠を超えた危機管理が必要」とあいさつ。薬務・感染症対策室が国内外の発生状況や厚生労働省の対応を説明した。

 県の対応は、国立感染症研究所の試薬を使い、県衛生研究所で新型コロナウイルスの検査態勢を整備。県内で感染拡大の恐れがある場合は、知事を本部長とする対策本部を設置して情報収集や感染予防、医療対策に全庁的に取り組む。

 各担当課が現在の対応や水際対策を紹介した。スポーツ保健課は、県内の公立学校に24日付で不要不急の登校を自粛するよう通知。空港港湾課は酒田港を利用する貨物関係の事業者に感染拡大を知らせるポスターの掲示を求め、感染が疑わしい場合は検疫官に自己申告するよう促した。

 県立病院課は県内五つの感染症指定医療機関のうち県立3病院(中央、新庄、河北)に感染者を診察する際、医療用マスクの着用徹底を要請。観光立県推進課は県内の旅行会社に対して情報収集や旅行者への正しい情報提供を求めた。

 一方、新型コロナウイルスに関する相談窓口が24日、薬務・感染症対策室と各総合支庁担当課、中核市で保健所を設置している山形市の担当課にそれぞれ設けられた。春節(旧正月)で本県への旅行客が増える事態を想定し、阿部英明室長は「水際対策と、水際で捉えきれなかった『疑い患者』を早期に発見することが重要になる。関係機関の連携を密にし感染拡大の防止に努める」と話した。
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2020年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2020年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から