10年目、厳選レシピで集大成 山形大生の食育カレンダー2020年版

2020/1/24 12:14
制作した「やまがた食育カレンダー」を手にする吉井琴美さん(左)と渡辺華奈さん=山形市・山形大小白川キャンパス

 山形大地域教育文化学部食環境デザインコースの学生が、2020年版「やまがた食育カレンダー」を制作した。今回は初版から10年の節目を記念し、これまでの学生が考案したオリジナルレシピを厳選して掲載したほか、この10年間の食に関する社会の出来事を紹介している。

 カレンダーは11年以降、同コース3年生が毎年制作し、斬新なレシピが好評を得ていた。05年度に設置され、これまで400人超の栄養士を育成してきた同コースは17年度から募集を停止しており、19年度の4年生が最後の卒業生となる。今回のカレンダーは集大成版と位置づけた。

 料理のカラー写真とともに材料と作り方を掲載している。山形名物の芋煮を活用したグラタンなど山形の特色を生かしたレシピがずらり。山菜をベトナム料理の生春巻きにしたり、ゼンマイを洋風のキッシュに仕立てたりするアイデアも紹介している。主な出来事は、13年に和食が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された話題や、15年の機能性表示食品制度のスタートなどを挙げている。

 4年の渡辺華奈さん(22)と吉井琴美さん(22)は「レシピの豆知識なども載せているので見るだけでも楽しめる。子どもと大人が食育について話すきっかけにしてほしい」などと話している。A4判で千部を発行し、山形市の同大小白川キャンパスインフォメーションセンターで無料配布している。問い合わせは同キャンパス事務部総務課023(628)4304。

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