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お寺活用、笑顔が集う場に 新庄の英照院、みそ造り教室など開催

2020年01月23日 13:00
英照院本堂でみそ造りを楽しむ参加者。地域交流の場にもなっている=新庄市十日町
 新庄市十日町の英照院は、地域住民向けのワークショップや公演を2~3カ月おきに本堂で開いている。曹洞宗僧侶の深瀬清光住職(45)は「仏事に限らず、人が集まり交流できる場にしたい」と説明する。お釈迦(しゃか)様が高座から見守る仏堂で19日、子ども連れの母親らが和やかな雰囲気の中、自家製みそ造りを体験した。

 金山杉をふんだんに使った真新しい本堂は一見、ロッジのように見える。以前の本堂が老朽化したため、2年ほど前に建立。中に入ると、大小の木材が縦横に規則正しく組み込まれた意匠が目を引き、従来の寺院とは趣を異にする。深瀬住職は「暗くて、どこか怖いイメージではなく、寺子屋のような使われ方を意識して建てた」と話す。

 檀家(だんか)に限らないのはもちろん、宗派も問わず気軽に足を運んでもらおうと、これまでにジャズコンサート、お笑いライブ、生け花や料理教室などを開いてきた。

 この日のみそ造りワークショップは3度目の開催。河北町で矢ノ目糀(こうじ)屋を営む川端徹さん(49)由美さん(48)夫妻が教える人気の講座で、定員を上回る約45人が参加した。リピーターが大半と言い、女性を中心に数人の男性の姿も見られた。参加者それぞれが袋詰めした大豆を丹念につぶしたほか、自分好みの味を意識しながら塩、米こうじと混ぜ合わせた。

 近くの会社員高橋美穂子さん(47)は「3回続けて参加している。特にお寺を意識することなく、アットホームな感じで楽しく作れるのがいい」と笑顔を見せた。

 深瀬住職は「悲しみを共有するだけでなく、一緒に学んだり、楽しんだりできる寺院の使い道があっていい」と話し、今後も人が集まる企画を重ねていきたいとする。
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