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今年も主役、佐藤(置環)V2 県総合スキー・大回転成年男子A

2020年01月20日 12:33
〈アルペン大回転成年男子A〉逆転で連覇を果たした佐藤慎太郎(置環)=大蔵村・湯の台スキー場
 第75回国民体育大会冬季大会県予選会を兼ねた県総合スキー大会は19日、大蔵村の湯の台スキー場でアルペンの男女大回転が行われ、成年で男子Aの佐藤慎太郎(置環)、女子Aの越後英美華(法大・日大山形高出)がそれぞれ連覇を果たした。

 少年で男子は高田隼之介(日大山形高)が初優勝し、女子は1年生の中山美咲(同)が頂点に立った。成年男子Bは沖野省吾(山形パナソニック)のみのエントリーで、同Cは小池祐樹(天元台スキー場ク)が制した。

 雪不足の影響で会場を最上町の赤倉温泉スキー場から移して行われ、通常の1レース勝負から2回の合計タイムで競った。

冷静さ失わず鮮やか逆転
 連覇を狙う実力者が主役を譲るはずがなかった。アルペン大回転の成年男子Aを制した佐藤慎太郎(置環)だ。トップと0.11秒差で迎えた2本目。強気に攻めつつも要所を押さえた正確なライン取りで、鮮やかな逆転劇を演じてみせた。「ほっとした」。社会人1年目の23歳は求めた結果をつかみ取り、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 短距離で旗門数も少なく、実力差が出にくいコース条件。1本目は軟らかい雪質に苦しみ、スピードに乗りきれなかった。ターンも乱れてタイムをロスし、3番手でフィニッシュ。不満の残る内容だったが、「このタイム差ならひっくり返せる」と冷静さを失うことはなかった。

 2本目。中盤に大きく振りのリズムが変わる旗門配置が待ち構えており、ターンで膨らみ、タイムをロスする選手が相次いだ。「突っ込んではだめだ」。勝負どころは巧みなスキー操作で最短ラインを滑り抜けると、終盤は果敢に攻める持ち味を発揮して栄冠を手繰り寄せた。

 新たな競技人生がスタートし、足りないものを日々考えて自ら練習メニューを作り国内外を転戦。「学生時代より質の高い練習を積むことができている」と成長に手応えを感じ、「受け入れてくれた会社のためにも良い成績を残したい」との思いを強くする。特に国体は昨年の結果が不本意だっただけに雪辱の舞台に位置づけ、「優勝を狙っていく」。さらなる飛躍に向けて意欲は十分だ。

〈アルペン大回転成年女子A〉安定した滑りで連覇した越後英美華(法大・日大山形高出)
越後(日大山形高出)貫禄の連覇―大回転成年女子A
 成年女子Aは越後英美華(法大・日大山形高出)が連覇を達成。子どもの頃から慣れ親しんだ地元のゲレンデで2位以下を寄せ付けない貫禄勝ちに「いい滑りができた」と笑顔がはじけた。

 攻めた。安定したリズムを刻み、正確にラインを見切って持ち味の「崩れない滑り」を最後まで保った。先月の練習中に右足首を負傷し、不安を抱えた中でのレースだったが、終わってみれば2位に1秒86差をつけて圧勝。さらに全種別が同じコースを滑り、1本目にマークした27秒14は全選手でトップタイム。「スタート順が良かっただけ」とするが、地力の高さがあってこそだろう。

 成年女子Aで初めて臨んだ昨年の国体は11位だった。2年前は少年女子で4位に入っており、「今年は過去の自分を超えたい」。実力者は表彰台を狙って攻めの姿勢を貫くつもりだ。
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