高橋(新庄南金山)がV3 県高校スキー、女子5キロクラシカル

2020/1/13 11:15

 第69回全国高校スキー大会の県予選会を兼ねた第71回県高校スキー大会は12日、上山市の坊平高原クロスカントリー競技場で距離の男女クラシカルと複合の前半距離を行った。距離の女子5キロは高橋佳奈子(新庄南金山)が13分18秒9で制し、3連覇を達成。前日のフリーと合わせて2種目で頂点に立った。男子10キロは菊地哲(九里学園)が25分47秒8で優勝し、2年連続で2冠に輝いた。複合の前半距離は高橋剛流(米沢工)のみの出場。

 13日は同競技場で距離の男女リレー、山形市のクラレ蔵王シャンツェでジャンプ、複合の後半飛躍が行われる。

〈距離女子5キロクラシカル〉3連覇を果たした高橋佳奈子(新庄南金山)。フリーと合わせて2種目を制した=上山市・坊平高原クロスカントリー競技場

ギア上げ2位に33秒差

【ヒロイン】渇望したタイトルを手にして笑顔がはじけた。距離女子5キロクラシカルで3連覇を成し遂げた高橋佳奈子(新庄南金山)。淡々とピッチを刻み終わってみれば、2位に33秒3差をつける完勝劇を演じて見せた。快挙達成にほっとした表情を浮かべ、「全国につながるレースができた」と好感触を得たようだ。

 15秒刻みでスタートする最終滑走者として、「前だけを見てゴールを目指す」と臨んだ。序盤は、力のある大場友咲(新庄北)らの背中に思ったほど近づくことができず「焦った」というが、ギアを上げて中盤で捉えた。ペースを落とすことなく、ラスト500メートルを切った上り坂で突き放した。力強くフィニッシュラインを滑り抜け「最後は気持ちでいけた」。

〈距離男子10キロクラシカル〉2年連続でフリーとの2冠を成し遂げた菊地哲(九里学園)

 常に「勝ちたい」という意識を強く持ち、練習に打ち込んできた。昨年末の全日本音威子府大会で入賞するなど、今季は大舞台で勝負する力がついたと実感する。全国優勝を目標に掲げる3年生は「もっとレースに集中してタイムを追求していきたい」と、さらなる飛躍を誓った。

菊地(九里学園)勝っても「通過点」

 前日の10キロフリーに続いて10キロクラシカルも制覇した距離男子の菊地哲(九里学園)。2年連続2冠を達成したが、本人は「県大会で負けられない。結果もあくまで通過点」と冷静だ。

 クラシカルは軽やかな滑りで先発した選手を次々と抜き去り、2位に1分以上の大差をつける圧巻のレース。昨年末の全日本音威子府大会で活躍した3年生は、勝って当然とされるプレッシャーの中で全国上位の力を示した。

 今季はオーストリアやスロベニアでの国際レースに参戦し、海外勢の滑りに刺激を受けた。世界ジュニア選手権への出場を狙い、「今回の滑りをこれからのレースにつなげたい」と意気込んだ。

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