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スキー大会、雪不足でいよいよ窮地 W杯などジャンプ“絶望的”

2020年01月07日 08:25
蔵王ジャンプ台はうっすらと雪が積もった状態。平年よりも大幅に積雪が少なく、周囲の枯れ草や低木がまだまだ見えている=6日午後2時、山形市
 暖冬の影響による雪不足で、シーズン本番を迎える県内の各スキー競技大会の開催がピンチに追い込まれている。特に県内で競技場が2カ所しかないジャンプは、大会関係者も「経験がない」というほど“絶望的”な状況。約2週間後に山形市で女子ジャンプのワールドカップ(W杯)を控えているが、競技関係者は「何をするにも雪が少な過ぎる」と頭を抱える。

 県内では今週末から県高校大会、県中学大会、国体県予選会と県関係選手にとって重要な大会が相次ぐ。17日からは山形市のクラレ蔵王シャンツェ(蔵王ジャンプ台)で、世界トップクラスの女子選手たちによるW杯も予定されている。

 各大会でジャンプ競技の会場となる蔵王ジャンプ台の積雪は、6日現在で15~20センチ前後。競技実施には圧縮した状態で30センチ以上の雪を最低限確保する必要があるという。さらに、冬場の機材運搬に必要な雪上用車両を使用するにも、ジャンプ台周辺にある程度の積雪がなければならないが、それすら足りない状況だ。

 同ジャンプ台を管理する市スポーツ保健課は、気象条件をみながら対策について検討を重ねている。県スキー連盟の関係者は「人工降雪機やほかの場所から雪を搬入する手はある。雪が降ってくれるのが一番なんだが、厳しい」と語る。

 一方、女子W杯と同じ蔵王ジャンプ台を使用する国体予選と高校のジャンプ・複合は大会まで約1週間しかなく、さらに厳しい状況。中学大会は米沢市御成山公園ジャンプ場で予定されているが、こちらも積雪量が足りず開催のめどは立っていないという。

 ジャンプ競技以外のクロスカントリーとアルペンの県内関係大会も厳しい状況だが、コースや会場の変更を視野に入れ、ぎりぎりまで調整している。

 県スキー連盟や高体連、中体連などは7日、大会の組織委員会を開き、日程や会場、開催の可否について検討する。県スキー連盟の冨田政利会長は「小雪で非常に困っている。場所などを変更してなんとか開催できるよう、関係者で対応策を考えたい」と話す。
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