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山形中央高・小坂、小谷が制す 東北Sスケート

2019年12月22日 12:15
 スピードスケートの東北選手権と東北高校選手権、東北中学校大会は第2日の21日、山形市総合スポーツセンタースケート場で500メートルと1500メートル、5000メートルの各種目を行った。県勢は高校女子1500メートルで小坂凛(山形中央)が2分9秒69の大会新で頂点に立ち、高校男子500メートルは小谷駿太朗(同)が39秒26で制した。

 高校ではほかに、男子1500メートルで桜井俊太朗(同)が準優勝し、関口佳弘(同)は3位。女子500メートルで古川幸希(同)、同1500メートルで真野美咲(同)がそれぞれ2位だった。中学は女子500メートルで石川珠夕(金井)が2位、男子500メートルで倉田知悟(山形五)が3位に入った。

 最終日の22日は3000メートルを行う。

〈高校女子1500メートル〉2位以下に大差をつけ、大会新で制した小坂凛(山形中央)=山形市総合スポーツセンタースケート場
まさに独壇場、小坂が大会新
 まさに独壇場だった。高校女子1500メートルを制した小坂凛(山形中央)は大会記録を3秒03も更新し、2位に6秒以上の差をつける圧勝劇を演じて見せた。それでも「後半はフォームが崩れてスピードに乗り切れなかった。まだまだです」。ただ一人、レベルの違うレースを展開しながらも、世界を視野に入れるからこそ、自分の滑りを厳しく振り返った。

 スピードを意識した滑りには貫禄さえ感じさせた。「前半は攻めたと思う」と評する一方、後半は重心が後ろに下がり、思うように加速できなかったという。コーナーワークでも課題とする左足の位置が安定せず伸びを欠いた。優勝という結果に内容が伴わず、「納得のいくレースではなかった」と辛口だ。

 昨季はシニア代表入りを果たしたほか、世界ジュニア選手権では団体追い抜きで金メダルを獲得。世界レベルを肌で感じ、「もっと貪欲に技術を吸収していかなければ」との思いも強くした。今季は調子が上がらず、納得の滑りには到達していないが、そんな中でも結果を出すあたりは地力の高さだろう。

 最高学年となり「行動で見本を示していければ」と率先して練習に向き合う。実績のある仲間とともに高いレベルで切磋琢磨(せっさたくま)することで「自分も挑戦者として頑張らなければという気持ちになる」と奮起する。

 今季は世界ジュニア選手権出場を視野に入れ、「個人種目でのメダルが目標」と意欲をのぞかせる。現在個人4冠の全国高校選手権ではOBで5冠を成し遂げた加藤条治(博慈会)の領域に挑戦する。「課題があるからこそ成長する。ここから調子を上げていく」。高みを見据える18歳の照準は定まっている。

けがから復帰の小谷「次につなげる」
〈高校男子500メートル〉頂点に立った小谷駿太朗(山形中央)
 ○…高校男子500メートルはけがから復帰した小谷駿太朗(山形中央)が制した。今夏から本格的なトレーニングに合流した2年生は滑ることのできる喜びをかみしめつつ、「課題の多いレースだった」と渋い表情で振り返った。

 スタート直後につまずくアクシデントがあり、直線でスピードに乗り切れなかった。コーナーワークも理想とは程遠く、「最後は足にきてしまった」と反省の弁。

 今年1月に腰を痛め、約半年は別メニューでの調整が続いた。仲間が厳しい練習で進化を遂げていく中、「焦りしかなかった」。だからこそ復帰後の練習には真摯(しんし)に向き合ってきた。今秋には500メートルの自己ベストを更新して自身の成長に手応えをつかんだ。

 今回のレース内容には不満が募ったが、「課題を修正して次につなげることが大事」。力を付けたスプリンターは「全国高校選手権では入賞を狙っていく」と力を込めた。
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