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増える飲酒運転摘発、代行と連携 県警、警戒強化「ハンドルは握らせない」

2019年12月15日 11:30
県警による大規模検問。事故防止のため全県的に飲酒運転の取り締まりが強化されている=13日夜、山形市内(画像の一部を加工しています)
 忘年会シーズンが本格化し、懸念されるのが飲酒運転だ。県内では昨年の同じ時期に比べ、摘発者数が増加している。県警は全県的に取り締まりを強化するとともに、飲食店や運転代行業者にも協力を求め、飲酒運転の撲滅に向けた取り組みを進めている。13日夜には山形市内で大規模な検問を行うなど、県内各地で飲酒運転に目を光らせた。

 県警交通指導課によると、今年は12日現在、道交法違反の酒気帯び運転・酒酔い運転容疑での逮捕者は41人と昨年同期に比べて4人少ないものの、摘発者は254人を数え、70人多くなっている。

 本県は1世帯あたりの車両台数が全国2位で、公共交通機関が充実しているとは言えず、車で飲酒場所まで行き、運転代行を利用する人も多い。代行業者数は208社で全国7番目で、車両数も700台と全国3位。代行従事者は2022人で同2位と比較的充実している。ただ、業者を頼んでも、途中で代行を断って寄り道し、家まで自らハンドルを握ってしまうドライバーも少なくない。

 県警交通企画課と山形署などは13日夜、JR山形駅前の繁華街で、運転代行業者に対して随伴車両に客を乗せないなど適正な営業を呼び掛け、客が途中下車し、自分で運転した場合は通報するよう協力を求めた。同駅南アンダーでは、署員らが大規模検問を展開。通行車両に停止を求め、飲酒検知装置で運転者の呼気を調べた。

 交通指導課によると、約1時間の検問で摘発されるケースはなかったが、県内では13日夜から14日朝までに道交法違反(酒気帯び)容疑で3人、通行区分違反(はみ出し禁止)容疑で2人、一時不停止容疑で1人をそれぞれ摘発した。

 「冬場は運転代行業者が来るまで時間がかかる場合もあるが、飲酒運転は危険な事故の原因になり、摘発されれば社会的な制裁も受ける」と同署の花輪健一交通2課長。県警は運転代行業者の適切な利用、飲酒せずに運転を担当するハンドルキーパーの確保、車で飲酒場所に行かないようにすることなどが重要と強調している。

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