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懐かしの「みそパン」再び 朝日・大谷小6年生が挑戦、叶屋の味復活へ

2019年12月09日 09:03
みそパンを試食する鈴木好子さん(左)と6年生=朝日町・大谷小
 朝日町大谷で約40年前に閉店した和菓子店「叶屋(かのうや)」で親しまれた昔懐かしの味を復活させようと、同町大谷小(村越靖校長)の6年生11人が、同店で販売していた「みそパン」作りに挑戦している。児童は5日の授業で試作に取り組み、来年1月24日、復活させたみそパンを同校でお披露目し、地元住民に試食してもらう。

 叶屋のみそパンは、蒸しパンにみそを加えたもの。地元農家らに人気で、農作業の合間のおやつとしても食べられていたという。作られていたのは約50年前までで、その味を知る人が減っていく中、大谷小は総合的な学習で地元の魅力を発掘し、町内外にPRする活動の一環として「叶屋さんの味復活プロジェクト」を実施。叶屋で店番をしていた鈴木好子さん(78)=同町大谷=と、義理の娘の絵里子さん(43)=同=を講師に招いた。

 当時のレシピは残されていなかったため、この日のために絵里子さんがインターネットで蒸しパンの材料を調べ、好子さんと再現を試み、味見を繰り返してきた。児童は用意された小麦粉に黒糖、みそ、酢などを加えてかき混ぜてもとを作り、布を敷いた鍋に流し込んで蒸した。約20分後、ふわふわの生地が湯気の下から見えると、歓声を上げて喜んだ。

 食べた児童は「甘くておいしい」「もちもちしている」と気に入った様子。曽祖父母が叶屋のみそパンをよく買っていたという長岡翼君(12)は「今日よりも上手に作って地元の人に食べてもらいたい」と本番に向けて意気込んだ。

 好子さんは「膨らみがやや足りないが、当時の味に近いものを再現できた。昔のおやつの味を子どもたちに分かってもらえて良かった」と話した。

 1月24日は児童が地元住民向けに総合的な学習の報告会を開き、その後、みそパンを試食してもらう。
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