【モンテ】切り開け昇格への道 きょう24日最終節、ホーム町田戦・勝てば自力PO決定

2019/11/24 11:42

 サッカーJ2は最終節の24日、各地で11試合が行われる。モンテディオ山形は午後2時から天童市のNDソフトスタジアム山形で町田と対戦する。5季ぶりのJ1参入プレーオフ(PO、3~6位)進出が懸かる一戦。守備の安定感を取り戻し、昇格への道を切り開けるか。

 山形は23日、天童市の県総合運動公園ラグビー場で調整した。前節のアウェー山口戦はFW山岸祐也のハットトリックで逆転勝利を収め、連敗は2でストップ。通算成績20勝10分け11敗、勝ち点70で4位を守った。同じ勝ち点で5位徳島、同2差で6位甲府と7位京都、同3差で8位水戸が続くPO争いの構図。山形が町田に勝利すれば、自力でのPO進出が決定する。

 対戦相手の町田は通算成績8勝16分け17敗、同40の19位。J3降格圏21位と同3差で、勝ち点を奪えば、自動的に残留が決まる。ボールのあるサイドに人数を割き、4―4―2の密な陣形を取るスタイルが特徴だ。

 不用意なボールの奪われ方は、ショートカウンターにつながる可能性が高い。一方でDF柳貴博、DF山田拓巳が予想される両ウイングバックに展開できれば、大きな好機が生まれそう。町田が前節に2失点を喫したセットプレーは狙い目だ。山形は第39節以降の3試合で8失点。持ち味とする堅守の形を出せれば勝機はある。

DF栗山直樹

1対1負けられぬ―DF栗山直樹

 3試合8失点という結果に、DF栗山直樹が黙っているわけがない。「DFの責任は重い。個々のマークを徹底し、1対1で負けてはいけない」と力を込める。

 退場者が出た第40節だけでなく、複数失点が続く。堅守を誇った前半戦と比較し、クロスボールやセットプレーでの対応を課題に挙げ、「後ろ(センターバック)の3人がしっかりしていれば守れると思っている」と続けた。

FW大槻周平

 負けられない最終戦、その先のPOでも守備陣の活躍は欠かせない。「上に行く権利を取るため、無失点に抑えなければいけない」と表情を引き締めた。

ぎらぎら、点を取る―FW大槻周平

 「僕の仕事は点を取ること」。チーム最多11得点のエース、FW大槻周平が目をぎらつかせる。

MF坂元達裕

 後半戦は1トップのスタメンが定位置だ。前節は途中交代し、FW山岸祐也がハットトリックを達成。「チームが勝つことが一番。祐也のおかげ」と駆け寄って祝福し、「自分が決めないといけなかった悔しさ」を胸に刻んだ。

 山形1年目、30歳を迎えた節目のシーズンで、自身初となる2桁得点に到達した。移籍後の第一声はファンの記憶に残る。「J1に昇格するために来ました」。有言実行してみせるため、決戦のピッチに入る。

ドリブル、突破口に―MF坂元達裕

 ルーキーイヤーで奮闘するMF坂元達裕は、物おじしないプレーで見せ場をつくってきた。「勝たなければ意味はない。ただ、楽しむことを忘れずにいたい」。自信を付けたドリブルで突破口を開くつもりだ。

 日々増していく期待に応えるように7得点をマークし、前節は反撃の1点目をアシストした。フィールドプレーヤーとして唯一、全試合に出場し「ドリブルが通用する」との手応えがある。囲まれても抜き去る技術、駆け引きのうまさは一級品。「今は一番コンディションが良い。チームを引っ張るつもりで臨む」と頼もしく語った。

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