県内ニュース米沢興譲館高Aチーム、全国へ 科学の甲子園
2019年11月22日 10:15
高校生が科学の知識や技能を競う第9回科学の甲子園県大会で、米沢市の米沢興譲館高Aチームと同Bチームがワン・ツーフィニッシュを果たし21日、同校で表彰式が行われた。Aチームは来年3月にさいたま市で開かれる全国大会に出場する。
県大会は10月に行われ、県内13校から23チーム、168人がエントリーした。競技は筆記と実技。特にあらかじめ課題を示された総合実技は、探査機「はやぶさ2」がテーマだった。探査機が小惑星りゅうぐうに着陸したことにちなみ、紙で作った探査機を空気抵抗をうまく生かしながらゆっくり、正確に着地ポイントに降ろす物理学的な知識、技能を問う内容だった。 表彰式で県教育センターの桜井順一副所長は「素晴らしい成績を収めた。Aチームは全国に向け、一層、レベルアップしてほしい」と激励した。Aチームを代表し、キャプテンの2年安部央人君(17)は「課題に対し好奇心を持って取り組んだ。全国では県代表として全力を尽くす」と決意を述べた。
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