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県内3行、中間決算で減益 口座維持手数料は「検討テーマ」

2019年11月13日 11:12
 きらやか銀行(山形市)の親会社じもとホールディングス(HD、仙台市)は12日、2019年9月中間連結決算を発表し、県内の地銀3行の業績が出そろった。山形銀行と荘内銀行は増収減益、きらやか銀行は減収減益で、日銀のマイナス金利政策導入から約3年半が過ぎ、低金利が続く中、各行の経営環境は厳しさを増している。

 本業のもうけを示すコア業務純益は山形銀行が前年同期比プラスだったが、荘内、きらやかの両行はマイナス。経常利益は荘内銀行が増加、山形、きらやかの両行は減少した。

 日銀による追加金融緩和とマイナス金利の深掘りの可能性が指摘され、収益確保策の一つとして話題に上っているのが「口座維持管理手数料」の導入だ。県内3行トップはそろって「検討すべきテーマ」と認識している。山形銀行の長谷川吉茂頭取は「日銀がどのような金融政策を取るかに応じて対応を決めたい」とした上で、「決して絵空事ではなく、具体的に考えなければならない」と語った。

 荘内銀行の上野雅史頭取は「日本では従来、口座開設や維持に手数料はかからない。それがシステム運用や通帳・キャッシュカード発行のコストに見合うか考えた場合、検討には値すると思う」としながらも「理解が得られるか、お客さまとコミュニケーションをもっと深めなければ検討できない問題だ」と話した。

 きらやか銀行の粟野学頭取も「このようなマイナス金利が続く中では必要」との考えだが、「組織を挙げて検討するまでには至っていない。個人のお客さまの負担になるものでもある。大手銀行の動向などを見ながら慎重に対応したい」と述べた。
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