県内ニュースJA職員が不法に投棄 大蔵の林野、廃プラや木くずなど
2019年11月13日 09:29
JAおいしいもがみ(新庄市、安食賢一組合長)の職員が、大蔵村南山の林野に廃プラスチックや木くずなどを不法に投棄していたことが12日、関係者への取材で分かった。新庄署は廃棄物処理法違反の疑いもあるとみて、投棄した数量も含め捜査を進めている。
同JAの説明などによると、大蔵営農センターの男性職員が、組合員から施設に持ち込まれた農業用廃プラスチックや木くずについて、本来は回収業者へ引き渡すはずだったところ、指定日を過ぎるなどしたため処分に困って投棄したという。現場は湯の台スキー場近くにある空き地で、以前から不法投棄とみられるごみが集積していた。男性職員は、これらのごみと合わせて廃プラなどを埋めようとして、重機で穴を掘ったという。10月末に新庄署員から発見され、事情聴取を受けた。 山形新聞の取材に対し、同JAの幹部は「詳細は現時点で分からないが、職員に法令違反の疑いがあることは誠に遺憾だ。全職員に対し法令順守を周知徹底する」と語った。組合員に対しては今後、詳細が明らかになった段階で伝えるという。
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