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富神山に1000回登頂、10カ月で達成 山形・小松さん「継続は力なり」

2019年11月12日 11:54
10カ月で富神山登頂1000回を達成した小松泰治さん。登る時と下りる時、標柱に触れて山にあいさつするのが習慣だ=山形市
 令和元年の挑戦として、山形市江南3丁目の小松泰治さん(72)が、1月1日から富神山(山形市、402メートル)の年間千回登頂を目標に登り続け、10カ月で達成した。「継続は力なり。今年中に1200回を目指している」とまだまだ意欲的だ。

 登山歴は約30年。元警察官で、小国署勤務時代に飯豊山に登って山に魅了され、東北各地の日本百名山などに足を運んできた。やまがた百名山の富神山も以前からよく登っており、毎年の初詣の場所でもある。今年は新元号に変わる年を記念して新たな挑戦を決意し、元日から毎日のように山に入った。平日午前は仕事のため、午後からルートを変えながら1日に4回頂上に立つ。休日は倍の8回登る。

 富神山は低い山だがルートによっては急峻(きゅうしゅん)で、低山だからこそ夏の暑さは厳しい。飲み物だけを手に南と西の登山口からは頂上まで約20分、北の登山口からは17分ほどでひょいひょいと登る。登山の速さはこだわらず、春のショウジョウバカマや夏のヒメサユリ、秋の紅葉など季節の自然を観察するのが楽しみの一つだ。1番のお気に入りは頂上からの展望。特に夕方、富神山の三角の山容が麓一帯に影になって現れる「影富神」を眺めるのが至福の時だという。

 千回目を迎えた10月21日、山頂には山仲間が何人もいたが、「照れくさくて誰にも報告できなかった」と笑う。記念写真はみんなが下山してから三脚を使って撮影し、充実感を1人でかみしめた。

 月平均100回のハイペースを継続できた秘訣(ひけつ)は「無料のスポーツジムに通う感覚だからかな」。小松さんの挑戦を応援してきた妻やえ子さん(68)は「富神山に恋してるのよ」と付け足した。来年は「回数よりも、あちこちの遠くの山に登りたいね」と胸を躍らせている。
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