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「グラフィティ・グラフィティ!」がグランプリ 山形ムービーフェス表彰式

2019年11月10日 10:33
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 第15回山形国際ムービーフェスティバル(YMF)2019のコンペティション表彰式が9日夜、山形市のムービーオンやまがたで行われ、「グラフィティ・グラフィティ!」(松尾豪監督)がグランプリに輝いた。準グランプリは「カセットテープ」(松本動監督)が獲得した。

 映画監督の発掘、育成を目的に187本の作品が寄せられた。このうちノミネート作10本を映画監督の村川透さん(村山市出身)、俳優の船越英一郎さんらが審査し、各賞を選考した。

 「グラフィティ・グラフィティ!」は、落書きを巡り、田舎と都会の真ん中で巻き起こる女子高校生と高齢男性の戦いを描いた作品。松尾監督は「最高の経験を仲間たちに伝えたい」と語った。審査委員長を務めた村川さんは「これから、まだ見ぬ映像をどんどんとつくってくれるだろう」と総評を述べた。

 グランプリ受賞者の企画書が認められた場合、上限1億円を支援するスカラシップ制度を採用。委員会組織をつくり、全国の映画館での上映を予定する。

 YMFはきょう10日が最終日で、ノミネート作のほか、本県ロケの「海まで何マイル」(広木隆一監督)などの招待作品が上映される。広木監督らの舞台あいさつ、中孝介さん、アンダーグラフなどのライブも行われる。

 ほかの結果は次の通り。
 船越英一郎賞(最優秀俳優賞)=涼邑芹(つむぐ)品田誠(Lemon&Letter▽審査委員特別賞=半径3メートル以内の片隅で(佐島由昭監督)▽観客賞=失恋科(長谷川徹監督)▽脚本賞=半径3メートル以内の片隅で▽村川透監督賞=来夢来人(若葉竜也監督)▽MX4D賞=歌う!女探偵(大川祥吾監督)▽入選・日本テクトホールディングス賞・NID東北賞=次は何に生まれましょうか(野本梢監督)▽入選=つむぐ(片山享監督)Lemon&Letter(梅木佳子監督)家族の地図(水口紋蔵監督、鷲頭祥伍監督)

橋本さん、出演作エピソード語る
 開幕中の山形国際ムービーフェスティバルで9日、招待作品として県内でロケした「越年 Lovers」が上映され、出演した橋本マナミさん(山形市出身)らが舞台あいさつに立ち、撮影のエピソードや見どころを語った。

 本作は作家・岡本かの子の小説「越年」が原作の3部構成の物語。年末年始の山形、台湾、マレーシアを舞台に3組の男女のラブストーリーを描いた。第2幕は橋本さんと峯田和伸さん(山辺町出身)が共演し、「帰郷」をテーマに雪景色の山形で居場所を取り戻していく姿をつづった。

 舞台あいさつでは、郭珍弟(グオチェンディ)監督、菜葉菜さん、吉村和彬さん(山形市出身)、結城貴史さん(南陽市出身)も登壇。橋本さんは方言がスムーズに出てこず「峯田さんや地元の人に教えてもらった」と明かし、「山形のいいところが詰まった作品。来年2月の公開では多くの人に見てもらいたい」と呼び掛けた。郭監督は映画のイメージに山形の風景がピタリと当てはまったとし、「山形の雪景色の美しさや人の温かさが映画を通じて伝わればうれしい」と語った。
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