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香り高き1杯“白鷹ビール” 米沢の企業 常時提供めざす

2019年11月09日 11:43
白鷹町産業フェアで、町産ホップのクラフトビールを手にする小俣伸二社長(右)と生産者の槌谷謙滋郎さん=今月2日、同町
 白鷹町産ホップを使ったクラフトビール(チェコビール)が話題を呼んでいる。米沢市の企業が企画販売を手掛け、神奈川県のブルワリーが醸造。これまで町内のイベントで試験的に提供し、麦芽の深い味わいとフルーティーな香りが好評を得ている。同社は町内の飲食店での常時提供に向け準備を進めている。

 企画販売を担うのは地場産品販売のコンサルティングなどの「サイラボ」(米沢市、小俣伸二社長)。小俣社長は、以前から自身が愛飲するチェコビールを置賜の地域振興に生かす事業を模索。ホップ主産地・白鷹の生産者槌谷(つちや)謙滋郎さん(73)=同町山口=と、チェコ出身者が切り盛りする神奈川県海老名市のブルワリー「EBINA BEER」を結び付けた。チェコは国民1人当たりの消費量が世界トップで、ビール造りも盛んなことで知られる。

 槌谷さんは、国内大手メーカー・キリンビールと栽培契約を結ぶ県南ホップ農業協同組合の組合長。自身もホップ畑で同社の主要品種「かいこがね」を生産している。一方で「外国産のように香りが強いビールを、いつか日本人も飲むのではと興味があった」と、試験的に約1.5アールの畑で香りのいいアロマホップ品種「カスケード」を栽培。今回、チェコビールへの活用を快諾した。

 新ビールはアルコール度数5%で、9月の白鷹鮎まつりと今月2、3両日の町産業フェアで販売し、味わった人の反応は上々。槌谷さんは「口の中に残る香りはアロマホップだからこそ」、小俣社長は「日本の一般的なビールが合わないヨーロッパ人にも好まれると思う」と話す。

 現在、町内のイタリアンレストラン「シャッタカ」でメニューに加えてもらう方向で調整中。小俣社長は今後増加が予想されるインバウンド客の需要増も想定し「都心部の飲食店にもPRし、産地の『白鷹』を発信したい」としている。
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