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観光プラン、AIが作成支援 酒田と鶴岡でツール体験、蓄積データでニーズ分析

2019年10月31日 10:50
好みを入力し、提案された観光プランをアレンジするなど、実際にシステムを使ってみる参加者たち=酒田市役所中町庁舎
 タブレット端末に希望を入力すると好みに応じた観光プランが提案される「対話的旅行プラン作成支援ツール CT―Planner」のワークショップが30日、酒田市と鶴岡市で開催された。行きたい場所を選択するとルートを導き出す「カーナビ型」の案内は他にもあるが、お薦めを紹介してくれるのが特徴。旅行者のニーズや実際に作ったプランが蓄積され、観光地域づくりにも活用できる。

 AI(人工知能)を組み込んだウェブサービスで、東京大大学院工学系研究科人工物工学研究センターが開発した。観光地の名称、営業時間などに加え、買い物、教養、自然といった尺度での評価を入力したデータベースを活用することで「午前中、徒歩でのんびり回りたい」「車で自然を楽しみたい」など好みに沿った旅行プランが提案される。提案されたプランのアレンジも簡単だ。

 2015年からは都内の民間企業と提携し、首都圏などのホテルの客室数千室に端末が設置されるなど、実際の利用が始まっている。今年からANA総合研究所が地方創生への活用を視野に連携。今年夏には、酒田、鶴岡両市が協力し、庄内版のCT―Plannerを作成した。酒田、鶴岡地域でそれぞれ81カ所が登録されている。

 ワークショップは酒田市の市役所中町庁舎と鶴岡市のマリカを会場にボランティアの観光ガイドや観光事業者、行政の担当者ら計20人が参加した。酒田会場では、参加者が庄内版のCT―Plannerを操作しながら「宿泊客に2~3時間で観光できないか、お薦めの場所はないか、とよく聞かれるので、この端末があれば便利」「モデルルートを学べ、社員教育に使える」などと話していた。

 蓄積データから、観光客のニーズや課題を分析できるのも特徴の一つ。同総研の担当者は「庄内でも活用し、全国に応用できる地域創生のモデルにできないか模索したい」と話した。
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