県内ニュース

「窓バンク」設立、在庫を安く 県サッシ・ガラス組合、ロス減へ全国初

2019年10月10日 11:30
県サッシ・ガラス協同組合がスタートさせる「窓バンク」の取り組みについて説明する五十嵐慶三副理事長=山形市
 ガラス店や卸売業者、メーカーで組織する県サッシ・ガラス協同組合(山形市、理事長・西塚和彦硝建社長)は、今年制定された10月10日の「窓ガラスの日」に合わせ「窓バンク」を設立する。組合の会員企業が、注文ミスなどで販売できなくなった高性能のサッシ窓や玄関ドアなどの情報をデータベース化し、一般消費者を対象に安価で提供する。組合によると全国初の取り組みという。

 新潟県中越地震の際にガラスが飛散して避難場所が十分に機能しなかったことなどを教訓に、全国業界団体は割れにくく、割れても破片が飛び散らない防災安全ガラスや、断熱性能の高いエコガラスの普及を進めてきた。学校に断熱窓を寄贈するなどの活動を通してエコ窓の普及に努めてきた県サッシ・ガラス協同組合は、機能ガラス普及推進協議会(東京)による窓ガラスの日制定を機に、新たな挑戦として窓バンクの設立を決めた。

 組合の五十嵐慶三副理事長(竹原屋本店社長)によると、現会員企業は33社。注文間違いや現場でサイズが合わないといった理由から、販売できなくなった在庫を一定数抱える社もあり、新品だが廃棄処分されるケースが多いという。

 組合はこうしたサッシ窓や玄関ドアなどを、写真付きでデータベース化しホームページで公開する。鑑定員がチェックし製品のサイズや色、状態、性能値などを表示。登録は製造から1年以内の製品に限る。登録された製品はリフォームなどを検討している一般消費者が通常の10分の1程度の価格で購入でき、組合担当者から設置の助言を受けられるほか、店側も在庫軽減のメリットがある。

 データベースの公開は11月を予定。五十嵐副理事長は「フードロスを減らす動きが全国的に広がりを見せているように“窓ガラスロス”も減らしていきたい。同様の取り組みが県外にも広がり連携できれば、より大きな枠組みで、良質で安価な製品を消費者に届けられる」と話している。
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から