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「つや姫」デビュー10周年 山形で集い、一層の飛躍誓う

2019年10月09日 21:24
「つや姫」のデビュー10周年を祝った感謝の集い=山形市・パレスグランデール
 県産ブランド米「つや姫」が今年でデビュー10周年を迎えた。生産者の努力に支えられた厳しい栽培管理や大々的なPRが奏功し、今では全国トップブランドの地位を確立。9日は山形市のパレスグランデールで「感謝の集い」が開かれ、参加者がトークセッションや交流会を通じて思い出を振り返り、さらなる飛躍に向けて決意を新たにした。

 感謝の集いは一般県民のほか、やまがた特命観光・つや姫大使や流通関係者、生産者代表ら約150人が参加。山形「つや姫」「雪若丸」ブランド化戦略推進本部長を務める吉村美栄子知事が「『つや姫』が令和の時代も日本を代表するコメとして、ますます光り輝けるように応援してもらいたい」とあいさつした。

 トークセッションでは、「つや姫」のCMに出演する作家阿川佐和子さんと料亭「菊乃井」(京都市)3代目当主の村田吉弘さん、イタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」(鶴岡市)の奥田政行オーナーシェフの3人が「つや姫」との出合いなどを語った。

「つや姫」を使った料理を味わうなどした感謝の集い=山形市・パレスグランデール
 阿川さんは初めて「つや姫」を味わった当時、生産者との交流を通して「大変な熱意を持ったお米だと実感した」と振り返った。村田さんは、スペインで開かれた料理学会で奥田さんから「つや姫」を紹介され、その味にほれ込んだエピソードを紹介した。

 今後の展望について奥田さんは「おかずに合わせてご飯を食べる時代が来る。『つや姫』に合うおかずが増えていけば、さらに売れていくと思う」と話し、村田さんは「山形の子どもに山形で作ったお米を食べさせてあげることが次の発展につながる」と指摘。阿川さんは近年のブランド米競争で若者がコメに興味を持ち始めているとし、「生産者の思いと消費者をつなげる環境作りが必要」と語った。続く交流会では参加者が「つや姫」の新米おにぎりやサラダ、日本酒を味わいながら親睦を深めた。

 「つや姫」は1998年に県立農業試験場庄内支場(現県農業総合研究センター水田農業試験場)で、系統名「山形97号」として誕生。2009年「つや姫」と命名された。
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