県内ニュース

茨城国体閉幕、総合成績で本県32位

2019年10月09日 08:10
 茨城県が会場の第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」は主会期最終日の8日、陸上とバスケットボール、総合閉会式を行い、閉幕した。

 本県選手団の主会期と会期前競技(水泳など)の入賞数は前回大会の47を上回る49となったが、このうち優勝は5で、前回大会の9から四つ減った。冬季競技を合わせて本県は男女総合成績848点を獲得し、天皇杯順位は32位。いずれも前回大会(817.25点、34位)を上回った。

 ▽男女総合得点(天皇杯順位)(1)茨城2569(2)東京(3)愛知(32)山形848
 ▽女子総合得点(皇后杯順位)(1)茨城1331(2)東京(3)愛知(23)山形568
 ▽茨城大会男女得点 (1)茨城2397(2)東京(3)愛知(37)山形696
 ▽茨城大会女子得点 (1)茨城1241(2)東京(3)愛知(28)山形493

県勢振り返って―個人競技の奮闘光る
 今年の国体は全ての競技が終了し、本県の男女総合成績は848点で32位。前回よりも30.75点上回って順位を二つ上げた。カヌースプリントが期待通りの活躍を見せたほか、個人競技の奮闘も光った。一方で力を出し切れずに敗退した競技もあり、目標とする900点以上、20位台に届かなかった。

 カヌースプリントの少年勢は優勝3をマークするなど、全国高校総体に続いて躍動した。競泳成年男子100メートル平泳ぎの小関也朱篤(ミキハウス・羽黒高出)と陸上成年女子円盤投げの斎藤真希(東女体大・鶴岡工高出)も国内トップ級の存在感を示した。馬術や重量挙げなどは実力者の上位入賞に刺激を受けた複数選手が後に続く健闘を見せた。

 また県スポーツタレント発掘事業「YAMAGATAドリームキッズ」出身選手の成長も感じられた。中でもボート少年男子シングルスカルの中條扇之介(東京・成立学園高、酒田市出身)は同列ながら栄冠を手にし、ライフル射撃少年女子ビームピストルの佐藤琳(同、山形市出身)は予選で日本記録を更新。さらなる飛躍に期待を抱かせる内容だった。

 ただ、目標達成に向けて得点が上積みできなかった要因の一つに、配分の大きい団体競技が振るわなかったことにある。もちろん、カヌースプリントの少年男子カヤックフォアで2冠に輝いた谷地高をはじめ、バスケットボール成年女子で準優勝の山形銀行、4位の水球女子、2種目入賞のフェンシング成年女子などの活躍は称賛に値する。だがあと一歩のところで得点が入る8位以内を逃した競技が多かった。国体出場を懸けた東北総体で敗れ、出場できない競技や種別があったことも響いた。

 実力では相手を上回りながらも重圧の中でリズムを崩して勝てる試合を落とすケースもあった。圧倒的な力量差がない限り勝負は紙一重。そこを突破するためには精神面を含めたさらなる強化が必要だ。

 東京五輪が間近に迫る中、本県の盛り上げや継続した五輪選手輩出のため強化は欠かせない。競技団体など関係者の情報共有と一体的な取り組みに力を入れてもらいたい。
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から