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古式打毬、妙技に拍手 山形・豊烈神社の例大祭

2019年10月06日 18:55
豊烈神社の例大祭で多くの人が見守る中、古式打毬が奉納された=山形市桜町
 国内3カ所だけで伝承される古式打毬(だきゅう)が6日、山形市の豊烈(ほうれつ)神社(斉藤博輝宮司)例大祭で奉納された。馬上から小さな毬(まり)をすくい上げて的穴に投げ込む妙技に、多くの人が見入った。

 県指定無形民俗文化財の打毬を披露するのは、山形豊烈打毬会の会員。紅白3人ずつに分かれ、直径3センチの毬をしゃくしのような毬杖(きゅうじょう)で的穴に投げ込む。初級者の的穴は60センチだが、上級者は30センチと小さくなる。簡単に入らないため観客からは「惜しい」と声が飛ぶ一方、的穴に毬がコーンと吸い込まれると盛大な拍手が起こった。

 同会は現在27人。影沢克巳会長は「一人前になるまで5、6年かかる。若い人の育成に励みたい」と語った。合間には小学生が走って毬を投げる徒(かち)打毬や、会員の手ほどきを受けての体験打毬も行われた。

豊烈神社の例大祭で古式打毬が奉納された=山形市桜町
 打毬は中国から伝わったとされ、時期は不明だが万葉集(奈良時代末期)に記述が残る。現在は豊烈神社のほか宮内庁と、青森県八戸市の長者山新羅神社が伝統を受け継ぐ。例大祭とあって近隣を巡る御輿渡御(みこしとぎょ)を行ったほか、子ども御輿も繰り出して、住民がにぎやかな秋祭りの一日を過ごしていた。
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