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サクランボ収穫ロボ、民間発想で開発加速へ 県と山形大大学院が説明会

2019年09月21日 11:07
サクランボ収穫ロボットの開発状況を示し、共同研究への参加を促した企業説明会=米沢市
 県が山形大大学院理工学研究科(米沢市)と開発を進めている「サクランボ自動収穫ロボット」に関し、広く民間企業の技術、発想を取り入れ開発をより加速させようと、製造業者や栽培農家などを対象にした説明会が20日、同市の山形大工学部で開かれた。2024年の実用化を目指し、試作段階で課題となっている収穫効率の向上やコスト削減などの現状を示し、共同研究への参加を促した。

 研究、開発は15年度にスタートし、17年11月には試作機が公開された。ロボットは果実を摘むアーム、ハンドと、実を認識するカメラ、センサー、移動する車などで構成している。今回はセンサーで得た情報を基に、ロボットが考えて動くようになった点などを示した。中心となって進める同大の妻木勇一教授は「自動化がより向上した」と実用化に向けて着実に前進している点を強調した。

 一方、課題は収穫スピードのアップのほか、葉や枝で隠れた位置にある実の確実なもぎ取りなど効率の向上を第一に挙げた。熟練者のもぎ取りスピードは実一つ当たり2秒とされることから、ロボットでも可能な限り熟練者レベルまで近づけたいとの認識を示した。

 またサクランボの収穫時期は6、7月の2カ月間と短いため、残りの期間もロボットを有効活用するには葉摘みなどの「多機能化が求められる」とも述べた。ロボット開発と並行して、効率的に稼働できるようサクランボ畑の整地も必要との構想を提示した。

 説明会には県内企業15社が参加した。
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