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国道であおりあおられ、双方摘発 目立つ悪質運転、県警は取り締まり強化

2019年09月21日 09:00
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 村山地方の国道で先月下旬、互いに「あおり運転」をしたとして、30代の会社員と20代の大学生の男性2人が県警から道交法違反容疑で摘発されていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。他にも内陸部の国道であおり行為を繰り返した60代の男性に指導と警告をしたケースもあるという。県警は24日から、交通機動隊や高速隊などが取り締まり強化に乗り出す。

 捜査関係者によると、先月下旬の平日の夕方、大学生が前を走る会社員を追い越したことをきっかけに、あおり運転が始まった。追い越し合いながら、大学生は後ろからクラクションを鳴らすなどし、会社員は車線をはみ出し、威圧的な運転をしたという。

 この間、2人は赤信号も無視して危険な走行を続け、互いに「あおられている」「前の車が信号無視や道路をはみ出して運転している」と携帯電話で110番通報。国道沿いの警察署まで来たところで、警察官が2台を止めたという。

 県警は大学生の車に搭載されているドライブレコーダー映像で2人の違反行為を確認。会社員を信号無視、大学生は信号無視と、はみ出し禁止の違反で、それぞれ摘発した。

 指導と警告を受けた60代男性は会社員で、今年4~7月、同じ国道で「クラクションを鳴らされ、パッシングされ追い越された」「蛇行運転をされた」などと、県警にあおり運転に関する110番通報が複数寄せられた。県警は乗用車の特徴から、この男性があおり運転を繰り返していると特定した。

 8月末現在、県警へのあおり運転の110番通報は308件で、昨年同期(166件)の約2倍。摘発は車間距離保持義務違反10件、進路変更禁止違反3件、追い越し方法違反6件の計19件で、昨年1年間の16件を既に超えている。

多発懸念の国道47号、24日から白バイ集中
 県警は「あおり運転」の取り締まり強化と抑止に向け、交通機動隊の白バイを活用した「ホワイト/ナイト作戦」を国道47号で24日から展開する。白バイが騎士(ナイト)のように、ドライバーをあおり運転から守り、危険な運転者を取り締まる。

 同隊によると最上―庄内地域を結ぶ国道47号は片側1車線のはみ出し禁止区間が長く、あおり運転を誘発しやすい道路環境で、110番通報も他路線に比べて多いという。秋の行楽期で交通量が増えるため、白バイを国道47号に集中配備する。

 空からも目を光らせる。30日に航空隊と連携し、県警ヘリ「がっさん」に乗った隊員が上空からあおり行為を確認次第、白バイを急行させる「空陸一体作戦」を展開する。高速隊も28日に東北中央自動車道でパトカーと「がっさん」による取り締まりを行う。
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