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“失態”続きで市長陳謝、市議会混乱 南陽・着工遅れで事業費増/入湯料上げ案撤回

2019年09月21日 08:32
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 南陽市議会は9月定例会最終日の20日、6月定例会で議決した赤湯中の屋外運動場施設整備工事請負契約の工期延長と事業費増による契約変更の追加提案や、赤湯温泉公衆浴場の入湯料引き上げに関する議案の撤回で、白岩孝夫市長が立て続けに陳謝するなど混乱した。“失態”の原因は担当職員による手続きの遅れや市側の見込みの甘さだった。

 グラウンド改修とテニスコート移転新設に伴う赤湯中の屋外運動場施設整備工事請負契約は、6月議会で総事業費2億3436万円(うち消費税1736万円)の議案が可決され、同月21日から今月25日までの工期で整備予定だった。

 市教育委員会管理課によると、6月議会後に県から「掘削や盛り土などで3千平方メートル以上の土地の形質変更があるなら、土壌汚染対策法の定めで県に届け出が必要」と連絡が入った。6月27日、県へ書類を提出したが、届け出期限は形質変更着手日の30日前までのため、1カ月以上着工が遅れることになったという。工期は11月8日までとなったことに伴い、来月からの増税分が加算される消費税は6月時点より434万円増え2170万円となった。

 さらに、市は提案していた赤湯温泉の4公衆浴場(赤湯元湯、とわの湯、烏帽子の湯、あずま湯)の入湯料などを引き上げる市赤湯財産区営公衆浴場条例の一部改正案を撤回。入湯料を100円から170円(赤湯元湯は200円から270円)に引き上げを提案していたが、2日の本会議総括質疑で議会側からの「引き上げ幅が大きい」との意見を受けて再考した。

 市は、赤湯地区の旧市民会館跡地にとわの湯とあずま湯、市老人いこいの家の機能を統合させた新しい温浴施設を整備することにしており、料金改定は公衆浴場全体の今後の運営方針と合わせて提案するという。

 いずれの議案も最終的には可決されたが、閉会時のあいさつで白岩市長は「多大なご迷惑をお掛けした。今後このようなことのないよう、十分精査する」と改めて陳謝した。
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