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県公立高入試、インフル罹患者にどう対応 改善検討委が初会合

2019年09月18日 08:29
県公立高入試の改善に向けて検討をスタートさせた委員会=県庁
 県公立高の入試におけるインフルエンザ罹患(りかん)者への対応や試験日程の見直しなどに向け、県教育委員会は有識者らによる県公立高校入学者選抜方法改善検討委員会を設置し、17日、県庁で初会合を開いた。検討委の報告書を踏まえ、2020年度に改善方針を決めることとし、22年度入試以降の反映を想定する。

 検討委の設置は3年ぶり。現在、インフルエンザに罹患した受験生は、通常の試験と同時間帯に別室で試験を受けている。一方、他県では罹患者の健康状態への配慮に加え、十分に思考力が発揮できるよう、別日程・別問題で試験を行ったり、学力検査の代わりに面接・小論文を実施したりするケースもある。県教委の調査では、19年度入試で独自日程による追検査を行ったのは全都道府県のうち約5割に上った。

 本県の入試日程は03年度から学力検査日(3月10日)と合格発表日(3月17日)を固定化している。18年度入試で発覚した採点ミス問題を受けて採点方法を変更したところ採点業務に時間がかかったとの声が多かった。追検査をする場合を含め、適切な採点時間を確保するためにも全体の日程を検討する。併せて全高校で実施している面接を学校による選択制にするかどうか、県教委が現時点で導入を見送ったマークシート方式の導入可否も探る。

 委員は大学教員をはじめ教育行政、教職員組合、PTAの関係者ら10人で構成。委員長は須賀一好東北文教大・同大短期大学部学長が務める。初会合で委員からは、罹患者対応について「発熱で思考力も低下してしまう。別日程の確保が重要」「日程変更は、子どもも教員も保護者も全ての人の負担を軽減する方向で検討すべきだ」との意見があった。20年10月まで計4回の会合で報告書をまとめ、県教委は21年1月に改善方針を決定する予定。
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