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五輪視野「飛躍につなぐ」 競泳・小関(羽黒高出)が国体V

2019年09月16日 16:53
表彰台で記念写真に納まる小関也朱篤(中央、ミキハウス・羽黒高出)=茨城県ひたちなか市・山新スイミングアリーナ
 茨城県で開かれている第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」で15日、競泳成年男子100メートル平泳ぎの小関也朱篤(やすひろ)(ミキハウス・羽黒高出)が2年ぶりに頂点に立った。東京五輪を来年に控え、出場が期待される県勢の有望株は「今回の優勝をさらなる飛躍につなげたい」と意気込む。

 五輪の悔しさは五輪でしか晴らせない―。重圧に屈してメダルを逃したリオデジャネイロ大会の経験を糧に東京での活躍を夢に描く。「世界の頂点に立つ力は十分にある。気持ちのコントロールができれば、もっと強くなる」とは日体大時代から指導する藤森善弘コーチの評だ。素質を認めるからこそ、精神面のタフさを求める。

 188センチの恵まれた体格を生かした力強いストロークで大学時代に頭角を現した。一時は自由形を中心に泳いでいたことで変わり種に見られていたが、今や日本を代表するトップスイマーに成長。昨年はアジア大会で3冠を達成。アテネ、北京両五輪で連続2冠の北島康介さんが持っていた100メートルの日本記録も0秒12塗り替え、第一人者としての確固たる地位を築いた。

 今季は結果が伴わない不本意なレースが続いただけに、山形代表として出場した今国体での優勝は気分転換になったはずだ。会場で視察した県スポーツ協会の奥山雅信常務理事兼事務局長は「来年に期待が膨らむ貫禄のある勝ちっぷりだった」とたたえ、「トップレベルの本県選手が国体で活躍する姿は他競技の県勢の励みになり、飛躍に弾みがつく」と今国体での波及効果を期待する。

 地元でメダル獲得という奇跡的なチャンスにめぐり逢えたからこそ、「やれることをやりきって悔いなくレースに臨みたい」。代表選考を兼ねる来春の日本選手権まで約半年。第一人者は覚悟を決めて夢舞台を目指す。
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