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小関(羽黒高出)が貫禄V 茨城国体競泳・成年男子100平

2019年09月16日 14:28
 第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」は15日、ひたちなか市の山新スイミングアリーナなどで会期前競技の水泳、体操、ビーチバレーボールを行った。県勢は、競泳の成年男子100メートル平泳ぎで小関也朱篤(やすひろ)=ミキハウス・羽黒高出=が59秒23の大会新で2年ぶりに頂点に立った。

 競泳は小関を含めて3人が入賞。成年女子100メートル背泳ぎの古林毬菜(神奈川大・日大山形高出)が3位、少年男子B100メートル背泳ぎの高内愛斗(日大山形高)が6位に入った。飛び込みでは少年女子板飛び込みの戸田萌々香(米沢興譲館高)が6位となり、高飛び込みと合わせて2種目入賞を果たした。今国体から正式種目に加わった水球女子の県選抜は、準決勝で東京に8―8で迎えたペナルティーシュート戦の末に競り負け、3位決定戦に回った。

〈競泳成年男子100メートル平泳ぎ決勝〉大会新で2年ぶりに頂点に立った小関也朱篤(ミキハウス・羽黒高出)=ひたちなか市・山新スイミングアリーナ
小関、58秒台出せず反省
 存在感を見せつける圧倒的なレースだった。競泳の成年男子100メートル平泳ぎで小関也朱篤(やすひろ)=ミキハウス・羽黒高出=が59秒23の大会新で制した。ただ、他を寄せ付けない貫禄勝ちにも「コンスタントに58秒台を出せるようにならないと世界で戦えない」と本人。視界の先に東京五輪を捉えるからこそ、物足りないタイムに反省の弁が口を突いた。

 持ち味のダイナミックなストロークで50メートルを27秒70のトップタイムで通過。後半も安定した泳ぎで2位以下を引き離した。とはいえ、国内第一人者としては勝って当たり前のレース。いかに納得のいく泳ぎができるかに焦点を当てて臨んだ中、「焦らず我慢強く泳げるようになることが課題」と、後半で泳ぎがばたついたことには不満そうだ。

 今季はもがき苦しんだ。順調にトレーニングを積みながらも結果が伴わないレースが多かった。得意の200メートルで今夏の世界選手権の代表入りを逃し、100メートルも追加選考で代表に滑り込み、土俵際で踏みとどまった。そんな世界選手権では終盤の競り合いに敗れ、メダルに一歩届かなかった。

 国体にはトレーニングの一環として出場。周囲の期待に応えるレースを披露し、「地元に貢献できて良かった」。今季はなかなか満足のいくレースはできなかっただけに、五輪イヤーに向けて「国体で勝ち切れたことは収穫」と満足げな表情を見せた。

〈競泳成年女子100メートル背泳ぎ決勝〉自己ベストをマークして3位になった古林毬菜(神奈川大・日大山形高出)
自己新、確かな成長―古林
 競泳成年女子100メートル背泳ぎで古林毬菜(神奈川大・日大山形高出)は3位。自己ベストとなる1分0秒36をたたき出して表彰台を手繰り寄せた。「お世話になった方々の前で結果を出せて良かった」。飛躍を遂げたシーズンの締めくくりで確かな成長の証しを示し、笑顔がはじけた。

 磨きを掛けたスピード力で序盤から上位争いを演じた。頂点には届かなかったが、安定したラップを刻む持ち味を発揮。「表彰台に立つという最低限の目標は達成できた」と充実感に浸った。

 今季は4月の日本選手権で初めて表彰台に立って自信が芽生えた。ユニバーシアードにも出場。大規模な国際大会を経験したことで「世界で戦う意識が強くなった」と力を込める。

 レースのたびに自己記録を塗り替え、手応えを感じる一方、課題に挙げるスタートとターン後の加速は「少しずつ良くはなっているけど、まだまだ」と自己分析。そんな中でも結果を残しており、伸びしろは十分だ。

 高校時代は全国高校総体や国体で入賞を経験。大学生になってスピード力を付け、より高いレベルで勝負できるまでに成長し、東京五輪が現実的な目標になった。「泳ぎの細部にもこだわり、やり残したことがないくらい練習して五輪切符をつかみ取りたい」。夢舞台に向けて完全燃焼を誓った。

高内(日大山形高)、自信の6位―競泳少年男子B100背
 ○…競泳少年男子B100メートル背泳ぎで高内愛斗(日大山形高)が6位入賞を果たした。高校で初めての全国入賞に「やっと壁を乗り越えられた」。今季は全国大会の決勝にあと一歩届かないレースが続いただけに、ほっとした表情を見せた。

 予選を全体6位で突破して勢いづいた。「行けるとこまでいってやる」。決勝では前半から飛ばし、50メートルを3位で折り返した。後半は疲れでペースダウンしたが、「最後は気力で泳いだ」と、必死で上位陣に食らい付いた。

 目標に設定した57秒5台に乗せることはできなかったが、自己ベストの57秒60をマークし、「着実に力が付いてきている」と自信をつかんだ様子だ。成長著しい1年生は「後半にもっと粘れるよう、しっかりと体を作って来年は全国上位を目指したい」と意気込んだ。
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