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欧州に届け、山形の旋律 山辺出身・声楽家姉妹、ウィーン公演へ

2019年09月12日 10:58
サクランボのニットブローチと名前入りの根付け駒を着け、ウィーン公演に臨むシュガーシスターズの佐藤容子さん(左)と寛子さん(佐藤容子さん提供)
 山辺町出身の声楽家、佐藤容子さん(38)=ソプラノ=と寛子さん(36)=メゾソプラノ=の姉妹による「シュガーシスターズ」が10月2日、オーストリア・ウィーンで初の欧州公演に臨む。音楽の都で日本の童謡や唱歌、最上川舟唄のほか、松尾芭蕉の俳句に旋律を付けたオリジナル曲も披露し、観客と郷愁を共有したいと意気込む。

 公演のきっかけは現地のシンボル、シュテファン寺院で同月4日に開かれる作曲家鈴木憲夫さんのコンサート。容子さんがソリストを務め、世界初演のレクイエムなどが披露されるこのコンサートを機会に、姉妹としての歌声もウィーンに届けたいと2人で構想を描き、シスターズの公演が実現の運びとなった。

 公演は、かつてモーツァルトが住んだ建物を改修したモーツァルトハウスで1日2回開き、「ウィーンに咲く日本の原風景“ふるさとの心”」と題して全て日本語で歌う。芭蕉の句「五月雨を集めて早し最上川」をメロディーに乗せるオリジナル曲と、最上川舟唄のアレンジ曲では、本県の母なる川の雄大さを表現。ほかに「赤とんぼ」「シャボン玉」といった童謡や唱歌を響かせる。

 2人はステージで、山辺町産のニットで作ったサクランボのブローチなどを身に着ける予定。さらに山形市の観光パンフレットと紙製の花笠を観客に配り、四季豊かな本県の魅力をアピールする。容子さんは「童謡を歌うとき、常に古里の原風景が思い浮かぶ。温かい雰囲気を共有できたらうれしい」、寛子さんは「幼い頃から一緒に歌ってきた姉と、息の合ったハーモニーで日本の歌の魅力を伝えたい」と話す。

 日本とオーストリアの国交樹立150周年事業として認定を受けた。定員が各回100人で入場は無料だが、入場整理券は既になくなりそうな人気という。
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