県内ニュース

外国人雇用、ここに留意 蔵王の宿泊施設対象にセミナー

2019年09月11日 15:04
外国人を雇用する際の留意点などについて理解を深めたセミナー=山形市・蔵王体育館
 インバウンド(海外からの旅行)需要の高まりや人手不足から、県内で外国人労働者の採用を検討する宿泊施設が増える中、蔵王温泉の旅館、ホテルを対象とした外国人雇用セミナーが10日、山形市の蔵王体育館で開かれた。宿泊施設の担当者が、宿泊業など14業種を対象に新たに創設された在留資格「特定技能」のポイントをはじめ、外国人の働き手を受け入れる際の留意点を学んだ。

 リゾート地への人材派遣などを展開するダイブ(東京)が主催した。同社は、特定技能の在留資格を持つ外国人を雇う企業から委託を受けて支援を行う登録支援機関でもあり、同温泉からは3施設が参加した。

 セミナーでは登録支援機関の行政書士法人「Climb(クライム)」(東京)の代表社員森山敬氏が、特定技能の外国人を雇用する際の具体的な手続きや法律上注意すべき事柄について、従来の就労ビザとの相違点を示して解説。受け入れる企業側が労働者の日常生活や日本語習得などに関する支援計画を作成し、実行する必要があることを説明した。

 ダイブの外国人人材サービスユニットマネジャー菅沼基氏は、宿泊業は他の業種と比べて人気があるとした上で「外国人労働者に選ばれるためには母国語のマニュアルを作ったり、日本語教育や宗教への対応など受け入れ環境を整備する必要がある」と指摘。外国人を雇用することで新たな宿泊客の獲得につながったケースなども紹介した。

 参加した旅館わかまつやの小関孝之支配人は「冬のインバウンド客が増え、電話やメールも英語での問い合わせがあるため、対応できる人材がほしい」とし、「働く人の母国の文化を学びスタッフに周知するといったことを含め、受け入れ環境を整備しなければいけない」と話していた。

 特定技能は宿泊業のほか介護、建設、農業など人手不足が深刻な14業種で、日本語能力と技能試験に合格した人が得られる。昨年の県の調査では、現在外国人を雇用していない事業所のうち積極的、条件付きを合わせ、今後雇用する意向がある割合は宿泊業・飲食サービス業が最も高く、91.3%だった。
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から