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酒田市長選、丸山氏と阿部氏でほぼ二分 支援市議の構図、前回から一変

2019年08月23日 09:36
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 任期満了に伴う酒田市長選は、25日の告示(9月1日投開票)まで2日に迫った。現職で再選を目指す丸山至氏(65)と元職で衆院議員を務めた阿部寿一氏(60)による一騎打ちが確実となる中、市議会の支援の構図は、28議員中24人までが丸山氏を推した前回選から一変。ほぼ二分される形で、両陣営とも激しい前哨戦を繰り広げている。

 市議会が今回の構図となるまでは複雑な経過をたどった。阿部氏が元自民党幹事長の故加藤紘一氏を破り当選した2012年の衆院選で自民系市議は阿部氏と加藤氏支援で分裂。阿部氏と加藤氏の三女鮎子氏が戦った14年の衆院選でも同様に割れた。しかし、15年の前回市長選は、阿部氏の後を継いだ本間正巳前市長の死去に伴って行われ、本間氏の後継とされた当時副市長の丸山氏支援に市議が集結。この後、丸山氏が自公の推薦を受けたことで阿部氏は自身の後援会を自主投票とし、対立候補への票の流れをつくったとされた。

 現在、市議会は阿部氏を支援する志友会(9人)、加藤衆院議員を支える公成会(9人)の2大会派体制となっている。市長選は、前回選で丸山氏への支援を取りまとめた志友会が阿部氏側に回り、公成会が丸山氏を支援する。

 政党の支持で見ると、丸山氏は、自民、公明、立憲民主、国民民主の4党に推薦願を出し、このうち自民県連、公明県本部の推薦を得て、次期自民県連会長の加藤衆院議員が支援する。一方の阿部氏は国民県連の推薦を得た。23日には、先月の参院選で野党共闘で勝利した芳賀道也氏と、その総合選対本部長を務めた舟山康江参院議員を招いて決起集会を開く。

 戦いの構図は与野党対決となった参院選と似ているように見えるが、実情は異なる。国政選挙で非自民系を支援してきた会派・市民の会(6人)は丸山氏と阿部氏で分かれ、立民県連は自主投票、共産党酒田地区委員会は阿部氏に対する「自主的支援」とした。

 丸山陣営は「産業振興、交流人口拡大など4年で上げた成果を市民に評価してもらう選挙」とし、阿部陣営は「財政など市政の問題点、課題を指摘し、このままで本当にいいのかを問う」とする。会員制交流サイト(SNS)、動画投稿サイトによる情報戦も激化しており、つばぜり合いを繰り広げながら選挙戦に突入する。
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