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愛され49年…大沼米沢店閉店 セール最終日、多くの買い物客でにぎわう

2019年08月16日 08:53
最終日の客にバラの花と記念品を手渡して感謝の気持ちを伝える西名浩子店長(中央)=15日午後6時21分、米沢市・大沼米沢店
 置賜地域初のデパートとして多くの人に親しまれた大沼米沢店(米沢市)が15日閉店し、49年の歴史に幕を閉じた。閉店セール最終日は多くの買い物客で店内がにぎわい、営業終了後も常連客などから閉店を惜しむ声が聞かれた。

 4月の閉店発表以降、閉店セール中は休業日を設けずに営業を続けてきた。最終日は西名浩子店長が午後6時半の閉店時間を前に、店外で来店客にバラの花を配って感謝の気持ちを伝えた。出入り口では永瀬孝社長らが客を見送った。

 最後の客が店を出ると、従業員が入り口に整列。閉店セレモニーは、毎年同店の初売りを盛り上げていた上杉太鼓保存会の演奏で始まった。西名店長は「地域の方、一人一人に支えられて今日があったと思っている。本当にありがとうございました」とあいさつ。涙をこらえるように目元を押さえる従業員や客もおり、集まった客からは「ありがとう」の声が上がった。

 以前同店で働いていた同市の高橋純子さん(53)は「すてきな商品がそろっていて働くこともうれしかった」と残念がった。山形市の公務員男性(50)は「米沢に来ると必ず来ていた。山形でも百貨店の閉店が続いていたのでさみしいですね」としみじみと話した。

 同店の土地と建物は売却する方針だが、当面は建物を活用し顧客対応などを継続する。22日からは会員サービス受付や学生服注文、山形本店からの商品取り寄せなどの特設コーナーを1階北口付近に設ける。9月中にはニーズの高い商品を中心に扱うサテライト店オープンを計画している。
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