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「微生物でそば収量アップ」と発表へ 村山産業高生2人

2019年07月23日 22:52
英語での発表練習に励む佐藤陽菜さん(左)と笹原悠馨さん=村山市・村山産業高
 シンガポールで開かれる国際アイデアコンテスト「グローバル・リンク・シンガポール」(26~29日)に、村山産業高(大山慎一校長)農業部3年の佐藤陽菜さん(17)と笹原悠馨さん(17)が出場する。植物の内部で共生する微生物「エンドファイト」を活用し、地元特産のソバの収量を増やす研究について英語で発表する。本番向け練習は大詰めを迎えている。

 同部バイオテクノロジー班は、植物の生育力を高めるエンドファイトの研究に取り組み、成長を促進する仕組みなどを解析してきた。ソバの成長を促す菌種を割り出し、培養した菌液を実験圃場で与えたところ、菌がない状態と比べてソバの収量が約3割増えた。

 この研究で、2人は今年3月に茨城県で開かれた「つくばサイエンスエッジアイデアコンテスト」にも出場した。ソバの栽培で使う化学肥料をこの菌液に代替することで、本県全体での肥料コスト約10億円を削減できると主張した。結果、最高賞の一つ「未来指向賞」を獲得し、シンガポール行きの切符をつかんだ。国際コンテストには、アジア各地の中高生約300人が集まり、27日に発表する。

 本番は英語で行われ、今年4月から同校の英語教諭や外国語指導助手(ALT)の協力を得で発表内容の英訳などを進めてきた。現在は毎日、放課後に2時間の発表練習に取り組んでいる。ALTのオフィリア・ホさん(26)=カナダ出身=は「エンドファイト」「菌類」といった英単語の発音を指導し、「もっと力強く声を出して」などとアドバイスしている。

 2人はともに初めての海外。10分の発表と5分の質疑応答に向け、英語も頼もしくなってきた。佐藤さんは「英語での質疑は緊張するが頑張りたい」と意気込み、笹原さんは「英語で読む量が多いので、まずは伝えることを大切にしたい」と話している。
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