県内ニュース

織物とIoT技術を融合、来月初出展 ポスターなど、米沢工業高生が製作

2019年07月18日 14:05
モニターを組み合わせた織物製のポスター(手前)などの作品を発表する生徒たち=米沢市・米沢工業高
 米沢市の米沢工業高(佐藤正校長)の専攻科と機械生産類の生徒が、米沢の地場産業の織物とIoT(モノのインターネット)技術を融合させたものづくりに取り組んでいる。8月に東京ビックサイトで開催される展示会「Maker faire(メーカーフェア) Tokyo」に作品を初出展し、自分たちの技術を全国に発信する予定だ。

 高校卒業後にさらに学びを深める専攻科の生徒4人と、機械生産類の高校生3人の計7人が中心メンバー。「織物を題材に事を成し遂げる」として「ORINASU(オリナス)プロジェクト」と名付け、教育課程の枠を超えた取り組みを本年度から始めた。

 展示会に向け完成させたのはポスター、スカート、アルバムの3作品。織機を使って織物を作るのは高校生が担当、専攻科生がIoT技術で作品を仕上げた。

 ポスターは、コンピューターで取り込んだデータを元に織り上げる写真織の技術を活用。織物の一部をくりぬいてモニターをはめ込み、人が近づくとセンサーが感知して動画が流れる仕組みにした。結婚式のウエルカムボードなどへの応用も視野に入れている。

 スカートは、ホタルの柄を入れた織物にLEDライトを付けた。スマートスピーカーなどの技術を応用した装置を組み合わせ、点灯を遠隔操作できる。展示会では生徒が着用して技術をPR。今後は、配線の代わりに電気を通す導電糸を使うことも想定している。

 アルバムは写真織の技術を使って織物にQRコードを入れた。写真を保存するインターネットサービスのアドレスを読み込めるようにして、新しい写真の楽しみ方を提案する。

 展示会は8月3、4日の2日間開催され、ものづくりを愛好する個人から、企業や大学などの研究機関まで、幅広い参加者が技術や作品を発表する。

 専攻科2年佐藤樹さん(19)は「展示会では、ほかのブースの技術やアイデアを見て自分の力にしたい」。機械生産類3年我妻花音さん(17)は「これからいろんな物が最先端技術と関連してくる時代になる。その先駆けとなるような発信ができれば」と話した。
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から