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舟運の歴史と河川管理を学ぶ 最上川200キロを歩く第8週

2019年06月29日 19:41
排水開始! 大号令とともに、くみ上げられた水が一気に噴き出した
 山形新聞、山形放送の8大事業の一つ「最上川200キロを歩く 小学生探検リレー2019」は第8週の29日、大石田町大石田小(大場洋一校長)の5年生21人が、村山市の隼橋から大蔵村の大蔵橋までの区間を担当した。梅雨で流れの速い最上川を見ながら舟運文化の面影を残す郷土を歩き、最上川のいろんな表情に触れた。
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 同校で出発式を行い、国土交通省新庄河川事務所の光永(みつなが)健男所長が「最上川の管理を知り、最上川に親しみを持ってもらえたらうれしい」とあいさつ。大場校長が「これまで勉強したことがない、たくさんのことを学べると思う」と励ました。

 児童代表の稲垣悠真(ゆうま)君(10)と延藤孟生(えんどうともき)君(10)が、最上川源流域からバトンとしてつないできたビッグフラッグを紹介。早坂湊友(はると)君(11)は校歌の歌詞「流 豊けき 最上川」を引用して「大石田小と最上川は深い関わりがある」と話した。

 一行は、米や紅花、雛人形などの舟運中継地として栄えた大石田町の歴史をふり返りながら、増水時の逆流を防ぐ排水樋管や排水ポンプ車の役割など氾濫を防ぐ仕組みを学んだ。水質検査や堤防の除草機の体験操作に挑み、河川管理の取り組みが安全安心な県民生活を支えていることを再確認した。

 児童がこの日歩いた距離は、最上川沿いの堤防上など約3キロ。50年前に大石田町内が冠水した洪水被害の体験談に触れ、恩恵と災害を併せ持つ川の表情に出合った。行程の最終盤に降り出した雨にも負けないぐらい、意欲的に最上川を吸収した。

関連写真

  • 青い「虹の大橋」をくぐり最上川に沿って第8週目がスタート=大石田町
  • 最上川舟運で多くの舟が行き交った大石田町の情景を感じさせる塀蔵(奥の白いライン)を見ながら歩く=同町
  • 最上川が増水した時に支流への逆流を止める横山第4樋管で樋門(ゲート)操作を体験。「すごい力がいるな」と実感=大石田町
  • 最上川が増水した時に支流への逆流を止める横山第4樋管で樋門(ゲート)操作を体験。「回しても、回してもなかなか門が閉まらないよ」=大石田町
  • 樋管の斜面を駆け上がる子どもたち
  • 学校のプールの水を10分間でくみ上げる排水ポンプ車の取水ポンプは35キロの重さがある。持ち上げることはできるけど「やっぱり思いよ」=大石田町
  • 大石田第5排水樋管につながれる太いホースは排水の圧力がかかると固くなって乗ってもつぶれることがない=大石田町
  • 大石田第5排水樋管で排水ポンプ車に太いホースをつなぎ洪水対策の排水を実際に見学。吐き出す水の勢いに驚いた=大石田町
  • 普段は見ることのない排水ポンプ車に太いホースをつなぐ大石田第5排水樋管を見学=大石田町
  • ビッグフラッグに同級生と参加した思いを込めて自分の名前を書く児童=大石田町
  • 最上川などの酸性度をみるパックテストで魚などの生物が生きることができるかを確認した=大石田町
  • 最上川の水ってきれいなの? 本当はどうなのか、検査キットで実験。
  • 水質検査で丹生川の水の透明度を測る透視度計を体験した=大石田町
  • 無線操縦の草刈り機が縦横に動く様子を見学し草刈りの早さに驚いた=大石田町
  • 無線操縦の草刈り機を実際に動かしてみた。「なかなか思うように進まない」=大石田町
  • がんばれーっ。除草機の操作に挑戦する児童に、仲間は大エール。
  • 堤防の草刈りは、水害を防ぐ上で欠かせない仕事。機械を操縦してその大切さを実感した
  • 堤防の草刈りは、水害を防ぐ上で欠かせない仕事。機械を操縦してその大切さを実感した
  • 草刈り機が刈り取った雑草をロール状にまとめる機械の仕組みを教えてもらった=大石田町
  • 堤防の草刈り機で雑草がどんどん刈り取られる様子を見学した=大石田町
  • 完成して間もない亀井田橋を渡る。雨に負けずに歩いたよ=大石田町

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