最上川200キロを歩く~小学校探検リレー2021

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学ぶ児童、瞳が輝く

小雨が降る中、最上川沿いを元気に歩く子どもたち

 「最上川200キロを歩く」第10週は10日、鶴岡市豊浦小の5、6年生18人が担当した。同市三瀬地区自治会の呼び掛けで参加。子どもたちは雨にも負けず足を進め、最上川さみだれ大堰(おおぜき)や川沿いの樋(ひ)門、堤防の役割などを学習。古里の大切な川への愛着を深めた。

 「魚見つけた!」。最初に訪れた最上川さみだれ大堰の地下にあるフィッシュギャラリーで、泳ぐ魚をガラス越しに見つけた子どもたちの笑顔がはじけた。国土交通省酒田河川国道事務所の職員からは、同堰が農業用水の確保を目的に造られたことも聞いた。

 二段割樋(ひ)門では、ゲートを開閉するためのハンドルを回す体験ができた。ゲートが閉まり、最上川に流れる水の量が徐々に減りだすと、水路の底にいたカニが複数匹、姿を現した。子どもたちは「カニがいる!」「捕まえたいよ」と大はしゃぎ。母なる川が育んだ自然の豊かさを改めて認識した。

 カートソレイユ最上川では、遠隔操作で草刈り機を動かし、草をまとめる梱包(こんぽう)機に乗った。河川敷の伸びた草を実際に刈り取りながら、除草することで堤防の点検や異常の発見がしやすくなることを知った。

 時折、雨脚が強まるあいにくの天気でも、笑顔を忘れずにゴールを目指した子どもたち。最上川について理解を深めた表情には充実感が広がっていた。

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