大雨の際、家の玄関などに土のうを積んで水が入ってくるのを防ぐことがありますが、土や土のう袋がない場合、家庭にある材料でも作ることができます。
材料はごみ袋とブルーシート、段ボール箱、それと水です。まずごみ袋が破れないように2枚重ねにし、中に水を入れます。水の量はしっかり結べて運べるぐらいの量にします。水を入れたら、空気を抜きながらしっかり結びます。これを「水(すい)のう」と呼びます。
次に玄関先などにブルーシートを敷き、その上に段ボール箱を並べます。その中に先ほど作った水のうを入れ、ブルーシートで包み込みます。
水のうの代わりにプランターやポリタンク、ブルーシートの代わりにレジャーシートなどでも代用することができます。この方法は水深が浅く、水流が弱い段階で行うものなので、洪水の恐れがあるときは、各自治体からの避難情報に留意し、危険を感じる前に早めに避難することを心がけてください。