最上川200キロを歩く~小学校探検リレー2021

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一緒に学ぼう、まちの水防

排水ポンプ車の水しぶきに歓声を上げる子どもたち=戸沢村

 「最上川200キロを歩く」第9週は3日、真室川町の真室川スキースポーツ少年団、真室川北部スポーツ少年団の13人が参加した。ドッジボールやノルディックスキーで鍛えているとあって、堤防上を歩く足取りは軽やか。曇天の蒸し暑さをものともせず、母なる川の水と触れ合った。(本紙取材班)

 真室川町を流れている鮭川が合流する最上川。足を延ばして、その姿を見に行く冒険が始まった。歩き始めて間もなく、1人の女の子の指にトンボが止まった。ホタルも見慣れているといい、自然と仲良くなるのが上手だ。

 しかし自然は牙をむく時もある。1975(昭和50)年夏には豪雨で鮭川があふれ、町の3分の1が濁流にのまれた。当時の写真に加え、昨年の7月豪雨で被害を受けた大蔵村の空撮写真も見て、子どもたちは改めて堤防の大切さを感じたようだった。

 きょうは堤防を守るための整備をお手伝い。リモコンで遠隔操作する草刈り機を動かした。前に後ろに斜めにと、伸び切った草をきれいに手入れ。川が増水した際に水の逆流を防ぐ樋門の開閉も見学した。

 古口排水機場の親水場では、川砂や水に直接触れた。「冷たーい」「砂がさらさらだよ」。排水ポンプ車のホースに乗って、毎分30立方メートルの威力を体感。最上川の大自然と、その安全を守る仕事を見て感じた13人。鮭川が一層身近になったはずだ。

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