最上川200キロを歩く~小学生探検リレー2019

第7週 村山橋(天童・寒河江)―隼橋(村山)動画はこちら[動画]

コンコン“健康”な音

谷地橋の下部に入り、橋の状態を調べる打音検査を体験した=河北町
谷地橋の下部に入り、橋の状態を調べる打音検査を体験した=河北町
 「最上川200キロを歩く」第7週は22日、東根市小田島小の4年生20人が担当した。母なる川をたどる冒険は折り返しに入り、上流域とはまた違った様相を見せ始めた。子どもたちは橋の点検作業を体験し、最上川舟運の三難所を巡って河川に刻まれた歴史を学習。洪水を防ぐ遊水地の役割についても学んだ。ゴールが近づくにつれてテンションも上昇し、古里の自然を体いっぱいに楽しんだ。

 小雨が降る中での出発となったが、堤防を歩き始めると晴れ間が広がった。児童の足元には白線で描かれた「もがみがわ」の文字、河口からの距離を示す表示板は117.3キロ。「真ん中くらいだね」と、ビッグフラッグをつないできた道のりに思いをはせた。

 コンコン、コンコン―。打音検査に挑戦した子どもたちは、谷地橋の裏側を金づちでたたき、コンクリートに異常がないか調べた。初めての“健康診断”にすっかり気分は橋のお医者さん。水質検査では川の水を汚す危険性を体感した。

 最上川に架かる「竜神の吊橋(つりばし)」では、真下を流れる川の姿に自然の雄大さを実感。最上川舟運の三難所を間近で眺めながら、先人の苦労に思いをはせた。母なる川の恩恵や恐ろしさを学び、確実に成長した子どもたち。最後まで好奇心は尽きなかった。
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