最上川200キロを歩く~小学校探検リレー2021

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川風浴びて、ルンルルン♪

爽やかな風が吹く最上川沿いのフットパスを歩く=白鷹町

 「最上川200キロを歩く」第4週は29日、白鷹町蚕桑小4年生16人が同町の睦橋から朝日町の新五百川橋までをリレーした。たまに雨がぱらつく天候だったが、子どもたちはものともせずに笑顔で進行。川と田んぼを守る仕組み、きれいな水の大切さを学びながら歩を進めると、いつの間にか雨は上がっていた。

 子どもの元気が雨雲を吹き飛ばしたのか、柔らかい陽光が降り注ぐ場面が多かった。川べりで羽を休めるサギが見守る中、一行は川からの爽やかな風を全身に浴び、木製フットパスを弾むように渡る。

 豪傑の侍が山の頂上から投げたと伝わる「つぶて石」前では、川の水をくんで水質や汚れ具合を調査。魚がすむのに最適な環境と知り一安心すると、「この環境を守りたい」と話す子も。子どもたちは川を大切にする心もつないでいる。

 畔藤排水機場には、最上川から逆流した水や山から流れる水を排出するため、大型ポンプ3台が備えられている。それを目の当たりにし、子どもたちは口々に「大きい!」。土のうや樋門など洪水、浸水を防ぐほかの仕組みも学んだ。

 子どもたちは慣れ親しんだ川、大地を守るため、多くの人、設備が尽力している現実を知った。かつて舟運の難所だった場所も、今では穏やかな表情を見せている。それでも災害への備えは怠らない。その気持ちも新たにした1日だった。

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