最上川200キロを歩く~小学校探検リレー2021

>>山形新聞トップ >>最上川200キロを歩く>>第3週 白川合流点(長井)― 睦橋(白鷹)

第3週 白川合流点(長井)― 睦橋(白鷹)動画はこちら[動画]

豊かな自然に「ヤッホー」

最上川沿いにある飛び石を慎重に渡る=長井市

 「最上川200キロを歩く」の第3週は22日、飯豊町添川小1~6年生16人が担った。曇り空とは対照的に、好奇心旺盛にダムの役割などを学ぶ子どもたちの表情は晴れやか。水質検査や樋門の操作にも挑戦し、環境を守る大切さや洪水時の対応に理解を深めた。

 探検のスタートは県内一の高さを誇る長井ダム。54年前の羽越水害をきっかけに建設され、水をためたり、田畑に水を送ったりする役割があることなどを学習した。人気の「ヤッホーポイント」では密集しないよう3、4人のグループでこだまを響かせながら「返ってきた!」と大喜びしていた。

 ダムの上の展望台から眼下を望み「下にいる人がアリみたいだ」と125.5メートルの高さを実感。エレベーターで降りて下からの眺めも堪能し、巨大な壁のような迫力に圧倒されていた。ダムの担当者が「水害は昔のことではない。しっかり備えて」と呼び掛けると、真剣な表情で聞き入っていた。

 水田地帯にある同校では地域と連携し、児童が田植えや稲刈り、間伐など自然に親しむ活動を積極的に展開している。樋門の見学に続き、最上川沿いを歩いていると、児童たちは「白い花が咲いている」「クルミも拾ったよ」と周囲の環境に興味津々。水質検査では最上川の水がきれいとの結果に「これからも大切にしていきたい」と決意を新たにしていた。雲間に青空が見え、爽やかな風が吹き抜ける中、元気いっぱいに歩を進めていた。

関連写真

写真・画像の無断転載を禁じます。
[PR]