最上川200キロを歩く~小学校探検リレー2021

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淞郷堰の迫力にびっくり

最上川の水流を調整する淞郷堰の上を歩き大きさに驚いた

 「最上川200キロを歩く」第2週は15日、高畠町屋代小4年生28人が参加した。陽光が降り注ぐ中、心地良い風や草花の香りを感じながら元気に歩を進めた。水質検査で川の水のきれいさを知り、農業用水を管理する堰(せき)の役割などに理解を深め、生活と深く結びついた“母なる川”を体感した。

 「かっぱだ!」。子どもたちの声が上がる。スタート地点の糠野目水辺の楽校はかっぱ伝説が残る地域にある。その伝説にちなんだ、かっぱ淵で愛らしい石像が出迎えてくれた。かっぱの皿の高さまで水がきたら要注意。安全に楽しく川と触れあえるように、いつも見守ってくれている存在を知り、子どもたちは感謝を込めて優しく皿をなでた。

 飯豊連峰を望みながら、菜の花を横目に堤防の上をぐんぐん歩く。川はなかなか見えてこない。代かきで田んぼに使われ、水が少ない時期だという。「おいしいお米も川が育ててくれるんだ」。水の恵みを実感した。

 1967(昭和42)年の羽越水害をきっかけに建て替えられた淞郷堰(しょうごうぜき)では、3本の川が合流した迫力に圧倒された。ここから農業用水を取ったり、水の量を調整したりして、安全で豊かな暮らしを守っていることを学んだ。水質検査では川の水のきれいさを保つために、それぞれができることを考えた。草刈り機のリモコン操作や測量など、普段はできない作業も体験。五感を使って学びを得た子どもたちは一回りたくましくなってゴールした。

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