わいわい子育て

食育日記

(12)間引きしたら大きなカブに

2016年11月22日掲載

 「間引きしてないカブはどれ?」。17日、収穫期を迎えた畑で先生が声を掛けると、木の実西部保育園(山形市南石関)の子どもたちは迷いなく、葉が小さいカブの一群を指さす。

間引きをした大きなカブは二人がかりで運ぶ
間引きをした大きなカブは二人がかりで運ぶ

 育てているのは年長児・たいよう組の子どもたち。今回は同じうねの一角で、あえて間引きしないカブを育てた。間引きしたカブと比べるためだ。9月末に種をまき、間引きの仕方は「1回目の間引きで苗を二つを残す。最終的に一つにする」と教わった。その通りにしたもののほかに、少しだけ、間引きをしないものも育てた。

 「葉っぱの大きさが違う。高さも違う」と池田大樹君(5)が言うように、間引きしたものとしていないものの違いは一目瞭然。少し顔をのぞかせている実も明らかに小さい。抜いてみると、間引きしていないものは野球や卓球のボールくらいの大きさだが、間引きしたものは子どもたちの顔ほどの大きさだ。

 早速園で大小それぞれのカブをゆでて食べ比べてみる。「間引きをした大きいカブの方がおいしい」…のかと思いきや、子どもたちの感想は半々。実は大きなカブの方は、待ちきれずに4日前に収穫したものだった。「やっぱり採れたてはおいしいんだね」。こんなことも実感した1日だった。

間引きをしないカブは実も葉も小さい
間引きをしないカブは実も葉も小さい
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