わいわい子育て

食育日記

(11)カブの葉食べる「犯人」観察

2016年11月08日掲載

 木の実西部保育園(山形市南石関)年長児・たいよう組の部屋にはカブやキャベツの葉を入れた虫かごがある。中では黒いイモムシがのんびり動いている。カブの葉を好んで食べるカブラハバチの幼虫だ。「この虫は本当にカブの葉だけを食べるの?」。子どもたちは育てながら「検証」している。

カブラハバチを観察する子どもたち=山形市・木の実西部保育園
カブラハバチを観察する子どもたち=山形市・木の実西部保育園

 たいよう組の子どもたちは、年中児だった昨年、ほかの野菜と一緒にカブを育てた。するとカブの葉だけが何者かに食い荒らされる。間引きしようとすると茎だけが残っているようなこともあったという。ある日、カブの近くに黒いイモムシがいることに気付いた。葉を食い荒らす害虫ではあるが、子どもたちは育てたがった。

 その思いが今年実現した。夏の終わり、再び育てていたカブの葉に黒いイモムシを発見。虫かごに移し、カブのほかにキャベツやホウレンソウなどの野菜の葉を入れて観察している。イモムシはホウレンソウにも寄っていったが、今のところ食べるのはカブの葉だけ。ニンジンの葉も育て、試してみる予定だ。

 毎日見ているという押野光晟(こうせい)君(5)は「(葉の)色が違うから、カブしか食べないのかな。僕たちが遊んでいる時に食べてるみたい」と分析してみせた。

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