わいわい子育て

アラカルト

産後ママに、家でできるストレッチなど 理学療法士・鈴木さん夫妻に聞く

2022年2月15日掲載
鈴木裕太郎さん真理さん夫妻
鈴木裕太郎さん真理さん夫妻

 出産後の授乳や日々の抱っこ、おんぶで腰や肩が悲鳴を上げている人もいるのではないだろうか。家の中でもできる簡単なストレッチやエクササイズを、山形市のリハビリ・コンディショニングスタジオ「SOUTO(ソウト)」を訪ね、伝授してもらった。

 スタジオでは、代表の鈴木裕太郎さん(39)と妻の真理さん(38)が施術をしてくれる。2人とも理学療法士だ。今回主に話を聞いたのは、8歳、6歳、2歳の子育て中でもある真理さん。「子どもと一緒にいられる時期を大切にし、楽に動け、子どもと向き合えるような女性の体づくりをサポートしたい」と話す。

(1)~(4)を10回程度繰り返す

(1)頭の上で両手を合わせる
(1)頭の上で両手を合わせる
(2)手の平を外側に向け、肩甲骨を内側に寄せるイメージ
(2)手の平を外側に向け、肩甲骨を内側に寄せるイメージ
(3)片方の手を頭の後ろに置き、反対の手を腰に持ってくる
(3)片方の手を頭の後ろに置き、反対の手を腰に持ってくる
(4)腰に当てた方の手を見て振り返るようにひねる。内側に肩甲骨が入るように。反対側もやる
(4)腰に当てた方の手を見て振り返るようにひねる。内側に肩甲骨が入るように。反対側もやる

ゆっくり呼吸、10~20秒維持

(5)頭に片方の手を、腰に反対の手を当てる。頭にある手で頭を傾ける。首や肩の辺りが伸びるイメージで。反対側もやる
(5)頭に片方の手を、腰に反対の手を当てる。頭にある手で頭を傾ける。首や肩の辺りが伸びるイメージで。反対側もやる
(6)寝転んで手を広げ、足を反対側にクロスする。反対側もやる
(6)寝転んで手を広げ、足を反対側にクロスする。反対側もやる

(7)片方の足であぐらをかき、反対の足をクロスさせ、上半身をひねる。大変な人は足を崩してもよい。反対側もやる
(7)片方の足であぐらをかき、反対の足をクロスさせ、上半身をひねる。大変な人は足を崩してもよい。反対側もやる
(8)寝転んで、膝を抱える
(8)寝転んで、膝を抱える
【メモ】

2人とも病院などで理学療法士としてリハビリに携わってきたが、保険が適用されるリハビリは日数や回数に制限があるという。選択肢を増やし、ニーズに応えられるようにしようと、山形市中桜田3丁目で、保険診療の制度外の自費リハビリを提供するスタジオを開始。現在は自宅の1階で施術を行っているが、3月に同市東青田4丁目に専用の店舗を開き移転する計画。詳細はホームページで確認できる。https://souto-conditioning.studio.site/

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