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県内春さんぽ おすすめコース、スポット紹介

2021年4月20日掲載

 春の陽気が心地良い日が多くなってきた。新型コロナウイルスの影響で外出しにくい日々が続くが、3密を避けて家族で散歩してみては。県内のウオーキングコースや自然スポットを紹介する。

マンモス岩など飛島の魅力を満喫できる散策コースがある=酒田市飛島(同市提供)
マンモス岩など飛島の魅力を満喫できる散策コースがある=酒田市飛島(同市提供)
酒田・飛島

 時間があるときは、本県唯一の有人離島・飛島(酒田市)まで足を延ばしてみては。サイクリングや自然体験などをテーマとした散策コースがある。「大地の不思議を体感するジオ探検コース」(所要時間約2時間)は年長児や小学校低学年の児童も楽しく歩ける。

 勝浦港、島を一望できる巨大な一枚岩の館岩、海岸遊歩道から眺めるマンモス岩、映画「ジュラシックパーク」の世界を彷彿(ほうふつ)とさせるタブノキの群生など見どころがたっぷり。酒田港から定期船で1時間15分。ゴールデンウイーク、5月以降の週末は2往復になる。

鶴岡・休暇村庄内羽黒

 鶴岡市の羽黒山中腹に位置する休暇村庄内羽黒の敷地内には、自由に散策できるウオーキングコースがある。残雪が残る今は、月山ビジターセンター近くの「二夜(ふたよ)の池(いけ)」の周囲約1キロをぐるっと歩くのがお薦め。バリアフリー化された道が多く、ベビーカーを押す人にとっても安心だ。

 ミズバショウが楽しめ、6月頃からはアカショウビンの特徴ある鳴き声も聞こえてくる。夏には蛍も舞うという。野鳥の観察小屋や水上デッキもあるので、ゆっくり自然観察ができそう。5月に入ると雪解けが進み、広いエリアを楽しめる。

大江・大山自然公園

 大江町の大山自然公園で園内散策路をゆっくり歩いた後に、芝生の広場で遊んではいかが。滑り台やブランコ、ターザンロープが設置されており、小さい子どもも楽しめそう。

 管理棟には高さ16.2メートルの展望塔があり、晴れた日には朝日連峰や月山などの山々を見渡すことができる。同公園の標高は316メートルで、展望塔と合わせると東京タワーの高さと同じだ。コテージが6棟あり、宿泊も可能。総延長4キロの遊歩道はゴールデンウイークごろから利用でき、5月下旬ごろには約6万本のヒメサユリが咲き誇る。

最上・堺田分水嶺広場

 最上町のJR堺田駅前「堺田分水嶺(れい)広場」では、禿(かむろ)岳から続く水路から流れる水が日本海と太平洋に分かれる分岐点を間近に見ることができる。分水嶺の多くは山頂や尾根にあるが、ここは標高338メートルの平地で全国的に珍しい。遊歩道(350メートル)は、俳聖松尾芭蕉が立ち寄ったとされる国指定重要文化財・旧有路家住宅「封人の家」につながっている。

 地域住民らが鳥居を設置し、写真映えする工夫も。広場内のあずまやには絵を描いた石を旅させる「WA ROCK」交換所に加え、石やペンが設置されている。

金山・中心部

 金山町中心部は、白壁と切り妻屋根、茶褐色や黒色の杉板張りなどが特徴の金山住宅、旧家の土蔵を改装したカフェ、昭和初期の旧郵便局などを眺めながら散策できる。自然石で造られた大堰(おおぜき)も風情があり、赤や黒のコイが泳ぐ(コイは八幡公園で越冬する。今年は今月23日に放流)。

 町役場や町中央公民館に駐車し、1時間ほどかけて大堰、金山杉を使った歩道橋「きごころ橋」を周遊するコースがお薦めだ。大堰公園ときごころ橋をつなぐ旧羽州街道沿いには金山住宅が並び、一息つける交流スペースやカフェがある。

長井・フットパス

 長井市には、歩くことを楽しむための小道「フットパス」が複数ある。ガイドマップ「みずはの小道」には、基本となる7コースを掲載。うち3コース(4.6~7キロ)は、昨年完成した「最上川こいで河川公園」を通る。芝生の小出舟場跡広場、ボール遊びや軽スポーツができる多目的グラウンドがあり、体を目いっぱい動かせる。

 ほかに、例年5月中旬にツツジを見られる「白つつじコース」(3.2キロ)、市のシンボルになっているアヤメを楽しめる「あやめコース」(2.5キロ)がある。

高畠・ひろすけのふる里コース

 高畠町のJR高畠駅から高畠地区までの約6キロを結ぶ「まほろばの緑道」の沿道には、約700本の桜が植えられており、花が散ると“緑のトンネル”になる。その一部を歩くウオーキングコース「ひろすけのふる里コース」は全長3.7キロ。浜田広介記念館に立ち寄れば、町出身の童話作家で「日本のアンデルセン」とも呼ばれる浜田広介の作品に出合える。

 町観光協会は6月30日まで「たかはたファンファン・ウォーク」を開催。町外の人が対象で、町太陽館か道の駅たかはたで受け付けし、8千歩を歩くと特典がある。

天童・クアの道
散歩が気持ちいい季節になってきた=天童市・愛宕沼親水空間
散歩が気持ちいい季節になってきた=天童市・愛宕沼親水空間

 森の中の傾斜や散策道を快適に歩いて健康増進を図るドイツのクアオルト(保養・療養地)の考えを取り入れた「クアの道」。天童市の舞鶴山を巡るコースは、花々や新緑など四季の彩りを気軽に感じることができる。

 同市のシンボル・舞鶴山の西斜面から山頂広場を通り、愛宕沼に抜ける2.5キロ(高低差108メートル)のコースがメイン。山頂には展望台があり、市街地を望める。愛宕沼は親水空間として整備され、温泉街も近い。ほかに0.8キロ(同25メートル)、1.4キロ(同72メートル)の2コースがある。

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