わいわい子育て

アラカルト

ばあばの本音 おしぇでけろ

2020年2月18日掲載

 「孫は目の中に入れても痛くない」というけれど、県内のおばあちゃんたちは実のところ、どう思っているのだろう。かわいいのは当たり前。時には、やんちゃな孫と遊んで疲れちゃったり、子ども夫婦の育児に“つっこみ”を入れたくなったりすることもあるのでは。読者から寄せられた「ばあばの本音」を紹介する。

じぃじに焼きもち

 ◆はるみち(1)はじぃじが大好き。私を横目にじぃじに駆け寄り、なついている様子を見ると焼きもちを焼いちゃいます。=山形市、ふーばぁばさん(61)

読み聞かせ自分のためにも

 ◆かぼちゃんが誕生し、ばぁばとして一つだけ関わらせてもらおうと思ったのが絵本の読み聞かせ。生後8日目から始め、1歳2カ月の今では1日に40回は「読んで!」と本を持ってくる。この先、かぼちゃんが本好きになるなんてことは期待しないでおくとして、声に出して読むことが自分の頭脳活性化につながることは信じてよさそうね。 =酒田市、加藤恵禾(けいか)さん(68)

やっぱり母親が一番

 ◆いったん(4)はばあちゃん子だが、それでも熱を出すと「お母さん! お母さん!」と連発する。なんだずーと思いつつも、やっぱり母親が一番なんだなと一安心。母親に怒られたときは「そんなにごしゃがねくてもいいべしたー」とかばってあげることもある。3世代同居って幸せだな。「ばあちゃん子は三文安い」っていうけど、これからは三文高くなるかもよ。=山形市、ももこさん(53)

娘夫婦が頑張ってるから

 ◆なの(10)ゆの(5)がかわいい。それ以上に、娘夫婦が頑張って働いているのを応援したいから、子育てに協力しています。=山形市、がんばちゃんさん(68)

こんな声も

上の子と遊んであげて

 ◆遠くで暮らす雨(5)殿(8カ月)と久しぶりに再会した時のこと。はいはいの練習をしている殿を皆で応援していると、雨がじいちゃんの背中にくっついてきた。「私も見て!」って言いたかったんだよね。パパママ、殿が寝ている時間は、雨といっぱい遊んであげてください。=東根市、練習ばあばさん(59)

「大丈夫」使い方違うよ

 ◆「もっと食べる?」と聞くと、「大丈夫!」と答えるいっちゃん(6)ひーくん(4)。何が大丈夫なの? 使い方違うよね? 親もよく使うから当然なんだけど、ばあばは違うと思うな。=川西町、ぷにょぷにょ星人さん(59)

人の痛み分かる優しさ

 ◆洗濯物を移動しようとした時、上がっていた椅子がくるっと回転して転倒。しゅう(13)が音に気付いて飛んできて私を起こしてくれました。「ばあちゃんも若くないんだから、大変なときはオレに頼めず」と。何と頼もしくなったのでしょう。人の痛みが分かる本当に優しい孫に感謝です。これからも人に優しく、皆から好かれる人間に成長してくださいね。でも、いつかこの家から離れていくのがちょっと寂しいです。=河北町、せんたくばあちゃんさん(68)

疲れた時はいつでも

 ◆リックン(10)ゆうなちゃん(7)がいつ来てもほっこりできる場所でありたいと思っています。疲れた時はいつでもおいで。愛犬のりょう太だけは、2人が来るとむかつくみたいだけど。=山形市、田村孝子さん(70)

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