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イライラと上手に付き合おう 「Present Time」代表・塩野さん(天童)が講座

2018年6月19日掲載
	「イライラしないために、自分の心のエネルギーを満たして」とアドバイスする塩野貴美さん=山形市
「イライラしないために、自分の心のエネルギーを満たして」とアドバイスする塩野貴美さん=山形市

 子育ては親にとって自分を見つめ直す機会になる。自我が出始める2歳前後から、子どもが全力で繰り出す「嫌だー!!」に手を焼き、気がめいったことは誰にでもあるはず。気持ちに余裕がないとイライラするし、夫婦間でもつい声を張り上げてしまい、後悔することも。日々、忍耐力を試されていると思う人もいるのではないだろうか。そんなストレスとの上手な付き合い方を見つけようと、コーチング・メンタルヘルス研修Present Time代表の塩野貴美さん(42)=天童市=の講座をのぞいた。

 「『怒り』は基本的な感情の一つで、悪いことじゃない」。塩野さんはこう前置きし▽イライラの原因をなくす▽見方を変える▽解消策を知る-の三つを提案した。

 まずはイライラする原因を探る。「やらなきゃ」と思うことが増えていくと心に余裕がなくなり、イライラしてしまう。やることリストを作ってみると、あれもこれもと、こんがらがった思考がスッキリ片付くこともあるとした。

 また屋外だけではなく、室内でも熱がこもるので注意してほしい。特にゲームに熱中している時などは気付きにくいので、小まめな水分補給や温度管理などの対処が大切。室内の温度を快適に保つため、時々換気もしながら過ごしてほしい。車内も直射日光が入ってくることで高温になるので注意が必要な場所だ。スポーツをしている場合も同様で、小まめな水分補給が欠かせない。またベビーカーを利用する時は、地表からの熱を受けやすいので、冷却剤を背中などに用いるなど気にかけてほしい。

 次は見方を変える「リフレーミング」。「人間の悩みは全て対人関係とされる。でも、イライラする相手からも必ず学ぶことがある。他人は変えられないから自分を変えよう」。自身の捉え方を変えることで、イライラが軽減できそうだ。言葉で明確に伝える大切さも。考え方や物事の基準は人それぞれで、「ちゃんとやってよ」は一切伝わらないと思った方がいいという。

 そして解消策。イライラすると、心が狭くなって、さらなるイライラを呼び込んでしまいがちだ。そんな時は「言われてうれしい言葉を自分自身に掛けてねぎらおう」。さらに心を満たす方法として挙げたのがプチご褒美。例えば、好きなお菓子を食べる、ちょっと豪華なランチに出掛ける…。1週間に1回くらいなら負担にならずにできそうなことを、さまざまなパターンで普段から考えておくことがお勧めという。

 「『うまくいく』ためには自分のために労力を注ぎ、気持ちを満たしてほしい。心のエネルギーがあふれるほどあれば、自分も子どもも笑顔で過ごせる」。大事なのは自分自身が満足することのようだ。

 そして解消策。イライラすると、心が狭くなって、さらなるイライラを呼び込んでしまいがちだ。そんな時は「言われてうれしい言葉を自分自身に掛けてねぎらおう」。さらに心を満たす方法として挙げたのがプチご褒美。例えば、好きなお菓子を食べる、ちょっと豪華なランチに出掛ける…。1週間に1回くらいなら負担にならずにできそうなことを、さまざまなパターンで普段から考えておくことがお勧めという。

【こんな時は…対処法】

◆「忙しい、忙しい」と気ばかり焦ってしまう

 あれもこれもやらなきゃと思うこと自体がストレスになります。そんなときは最優先にすべきことがあっても気が回らない場合があります。やることを紙に書き出してみましょう。可視化すると冷静になれます。意外に忙しくなかったと気付くときもあります。

◆昨日も今日もけんかばっかりで嫌になる。勘弁して

 「夫婦げんかが絶えない」→「本音が言い合える関係で幸せだ」と考えられませんか? 事実は一つでも捉え方は無限大です。欠けた部分が気になって仕方ないかもしれませんが、見方を変えれば、大部分はうまくいっているのでは。良い部分は忘れがちです。

◆掃除をお願いしたけど、仕上がりが不満

 ちゃんと、しっかり、きちんとといった「程度言葉」は使わないようにしましょう。「ちゃんとやって」は伝わりにくいです。「ちゃんとやったよ」と言われないように「リビングのテーブルの上には何も置かないで」など、やってほしいことを明確に頼みましょう。

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