わいわい子育て

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食卓に春デコ巻きずし マイスター・多田さん(山形)に作り方聞きました

2017年2月21日掲載

 見た目が華やかなデコ巻きずしが人気だ。春はもうすぐ! 雛祭りや花見の季節に合わせて挑戦してみては。食卓にも花が咲いたようにぱっと明るくなりそう。こつをつかめば簡単に作れそうなデコ巻きずしを、県内の第一人者でデコ巻きずしマイスターの多田葉津恵さん(69)=山形市=に聞いた。

 「基本を覚えると、何にでも応用できちゃう」と多田さん。デコ巻きずしは千葉・房総の郷土料理「太巻きずし」が起源で、花や動物、キャラクターなどにかわいらしくアレンジしたもの。多田さんは2015年に日本デコずし協会(東京)認定の資格を取り、デコ巻きずしを広める活動に取り組んでいる。

 協力してくれたのは、山形西小1年の五十嵐柚(ゆず)さん(7)と竹田西部幼稚園の蕗(ふき)ちゃん(3)姉妹と、保育所ちびっこランド嶋園の大山織愛(りな)ちゃん(4)の3人とママ。切り口がハート形になる巻きずしで作る「桜草」と、へたの漬物がアクセントの「イチゴ」に挑戦してもらった。

 子どもたちは真剣な表情でご飯をのりにびっちりと押し付け、最後は巻きすでくるんと一巻き。ご飯の分量を量ったり、切り方に工夫が必要だったり、いくつかのこつはあるものの、難しくはなさそうだ。子どもたちはできあがったデコ巻きずしを早速口に運び、「おいしいねー」「おうちでも作ろうね!」と笑顔を見せた。柚さんは「上手にハートが作れた」と喜び、「巻くのが楽しい」と蕗ちゃん。織愛ちゃんは「おじいちゃん、おばあちゃんと、みーんなで食べたい」と話していた。

デコ巻きずしに挑戦する親子。ピンク色の酢飯が春らしさをさらに強調する=山形市
デコ巻きずしに挑戦する親子。ピンク色の酢飯が春らしさをさらに強調する=山形市
 

■イチゴ

【材料】酢飯・ピンク80グラム、酢飯・緑30グラム、野沢菜漬け(青菜漬けも可。縦10センチ・直径約1センチ)1本、黒ごま少々、のり1枚

  • 【作り方】
  • (1)8分の1に切ったのり3枚に、3等分にした酢飯・緑をそれぞれ縦半分に広げて二つに折り、しずく形にして「へた」を作る。
  • (2)8分の3の大きさののりを巻きすに置き、のりの真ん中に「へた」を太い方を下に、三つ並べて置く。
  • (3)「へた」の隙間に、酢飯・ピンクを10グラムずつ詰め、残りの酢飯・ピンクをその上に山形にこんもりと載せる(図1)。巻きすを巻いて、三角形になるようにのりを閉じる。
  • (4)8分の1の大きさののりの中央に漬物を細長く載せ、その周りにつぶした飯粒を付け「へた」の外側中央に付ける。
  • (5)4等分に切り、ピンクの部分に黒ごまを付ける。

【桜草】

【材料】酢飯・ピンク60グラム、ヤマゴボウ漬け(2センチ)1本、のり3分の1枚

  • 【作り方】
  • (1)ハート形のくぼみを作るため、事前に巻きすの中央を洗濯挟みで止め、準備しておく(図1)。
  • (2)のりを縦に置き、奥を1センチ空けて、酢飯・ピンクを敷き詰める。
  • (3)(1)の上に(2)を載せる。巻きすの突起した部分がご飯を載せた部分の中央になるようにし、酢飯を突起に沿うようにつまむ。
  • (4)酢飯の端を合わせるように巻きすを閉じ、空けていたのりを閉じ口にかぶせる。
  • (5)巻きすを外し、形を整え、5等分に切る。ハートの切り口が花びらに見えるように配置し、中心にヤマゴボウを飾る。

■作るときのコツは?

  • 【ポイント】
  • ▽のりに酢飯を載せるときは指でぎゅっぎゅと押し付けるように。のりの端まで均等に散らす。手袋をして少し水を付けながら触ると、手にご飯が付かない。
  • ▽切り分けるときは、決して押さない! 引くような感じで、数回に分けて切る。包丁を入れるたびにぬれ布巾で拭き、刃に付いたねばりを取る。
  • 【酢飯の色を作る】
  • 酢飯(好みで白飯でも)に色を付ける食材はいろいろ。例えば…
  • ▼ピンク=桜でんぶ、タラコ、梅干し
  • ▼緑=青のり
  • ▼オレンジ=鮭、とびこ
  • ▼黒=黒ごま、のりのつくだ煮
  • ▼黄=カレー粉
  • ▼茶=かつお節
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